【銀魂】赤い目の女剣士 (ページ38)

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4話ページ38

銀時「あ〜あ、何かよく分かんないけど、大変だね？Aちゃん」

貴方「別に」

銀時「そっか」

貴方(？また視線)

そう思いながら視線の感じる方向を見るが、そこには、誰もいなかった。

銀時「？どうしたの？」

貴方「いえ、誰かに見られているなって思ってみたんですけど、気の所為でした」

銀時「視線？」

銀時はAが向いていた方向を見るが、やはりそこには、誰もいなかった。

銀時「・・・・・・Aちゃん。君はもう帰りなさい」

貴方「？」

銀時「いいから、あと、できるだけ人の多い所を通りな。絶対に知らない人には着いて行ったらいけない。

人気のない所も行ったら駄目。分かったか？」

貴方「？分かりました」

銀時「お〜い、大串く〜ん」

大串「誰が大串くんだ！てか、表示！」

銀時「ちょっと、俺と付き合ってくんない？今すぐ」

沖田「旦那、そんな趣味が」

銀時「違います〜！ちょっと話をするだけだから！」

沖田「あぁ〜、ハイハイ。そうですかい。ほんじゃあ、A。こんな人達ほっといて行きますぜぃ」

貴方「？直ぐに帰りなさいと言われたのですが？」

沖田「あっそう。んじゃあ、帰るかィ」

そう言うと、二人はそのまま屯所に戻って行った。

土方「んで？俺に付き合ってほしい事ってなんだ？」

銀時「アイツ、さっき誰かの視線を感じたって言っていた。この意味が分かるか？」

土方「・・・・・・誰かがさっきまでそこにいたって事か」

銀時「そういう事、今はもういないとは思うけど、もしかしたら」

土方「・・・・・・行くぞ。万事屋。手伝え」

銀時「ハイハイ。今回はAちゃんに免じて依頼料金は要らねぇよ」

そう言うと、直ぐにAが向いていた方向に二人は向かった。

一方、沖田とAは、

沖田「あっ、やっべ」

貴方「？どうしました？」

沖田「悪ぃ、ちょいとトイレ行ってくる。どっか行くなよ。というか、壁際に寄っていなせぇ」

貴方「分かりました」

そう言うと、沖田はそのままトイレに行くと、Aは壁際に寄って、沖田を待っていた。その時、

ﾊﾞｯ!

貴方「んむっ！？」

何者かに後ろから襲われ、そのままAは何処かへ連れて行った。