2年ってうるさいのばっか ページ10
夢主side
私は赤司達と別れ茉琴を探しに行った
あ、いたいた
『茉琴ー』
茉琴は私に気づきマネージャーとは思えない速さでこちらに走ってきた
「A先輩!!!!今日どうしたんです!?具合悪いんですか???!」
に、2年ってうるさいのばっか…
『うん、大丈夫。それより声のボリューム落とそっか』
「あ!!…すみません」
『怒ってないよ、シュンとしないで』
茉琴の頭を撫でてやるとパァっとまるでお花が咲いたような笑顔を見せた
『1年生もおはよ、遅くなってごめんね』
「「「おはようございます!」」」
『…こら、茉琴抱きついてないで仕事するよ』
「うぅ〜A先輩のお胸気持ちいい〜ふかふか((あ!いひゃい!なにふるんふぇふは(何するんですか)」
あまりにも駄々をこね出すから茉琴の頬を引っ張った
『1年生も見てるんだからシャキッとしなさい』
「はい!!わかりましたA先輩!!」
『茉琴はボトル洗い行ってきて。1年は分担してコートを休憩中にモップがけ…ってこれ茉琴から聞いた?』
「あ、えっと。聞いてないです…」
茉琴………
『んー、まいっか。とりあえずそういうことだから、するようにお願いね。終わったら休憩していいから』
「あ、あの!!」
1人の1年生が声をかけてきた
見た目は、お淑やかな感じの…
『ん?どうしたの?』
「申し遅れました。私、佐原愛生(あき)と言います!…よろしくお願いします」
『佐原ね、よろしく』
「あ……よろしければ愛生とお呼びください…」
『うん、わかった』
「あー!ずるいで愛生!!うちも先輩に下の名前で呼ばれたいんやけど!!!」
「私も呼ばれたいです先輩!」
『うん、はい、わかったから、とりあえずモップ行ってきて??休憩終わっちゃうから』
「「「はい!」」」
なんかまだ朝だけどしんどいのなんでなの
『茉琴』
「…はい」
『1年生にマネの仕事教えとくように』
「…はい」
『大丈夫、茉琴ならできるから』
「私先輩いないと、悲しいです……」
もう引退のこと考えられちゃってる?
茉琴の目には涙が浮かんでた
『まだまだ先のことだから、ほらボトル洗っといで』
「うぅ…いってきます」
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作者名:蛍 | 作成日時:2019年10月18日 20時