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3枚目 ページ3

貴方が居なくなった、小さな個室。

ぺたりと座り込み放心する私をよそに、元クラスメイト達は泣きながら部屋の片付けを始めました。

それから少しして、机の引き出しを片付けていた諏訪さんが私に、一通の手紙を差し出しました。

それをぼんやりと受け取った、その時です。

私の目の前に、貴方が現れたのです。

私は俗に言う霊感というものが強い方で、今までにも沢山の幽霊を見てきました。

私の家である花屋で購入した花をお供えされた墓の主が、わざわざ私にお礼を言いに家まで来た事がありますが、今ではそれも慣れてしまうくらい。

ですから、私はそこまで驚きませんでした。

貴方は私に言いましたね。

『手紙を読んで』と。

私は小さく首を横に振って、その手紙を鞄の中に押し込みました。

あなたは寂しそうな顔をしてから、しゃがんで私の頬に浮かぶ涙の跡をそっとなぞりました。

感覚はありませんでしたが、確かに拭われた気がしたのです。

他の人に貴方は見えていないようでしたので、私も敢えてこの場では貴方を見えていないものとしました。

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設定タグ:3年A組 , 柊一颯   
作品ジャンル:タレント
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hoshina(プロフ) - ひいらぎさん» コメント頂きありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです。僕もなんで先生死んじゃったの……って今でも悲しい気持ちになります… (10月22日 10時) (レス) @page19 id: caa281a59c (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 読む度に涙が止まりません。ぶっきーなんで死んじゃったの、 (10月20日 23時) (レス) @page19 id: e6c1a53c18 (このIDを非表示/違反報告)
hoshina(プロフ) - 蒼炎さん» ありがとうございます!! (2020年1月21日 9時) (レス) id: 8ee6c3887f (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - めっちゃ感動した………!最高かよw (2020年1月20日 23時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆友梨ぃ☆
作成日時:2019年6月11日 22時

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