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夢主side
ま「甘いのにじゃがりこか〜何にしよう」
コンビニに着いて色々と物色するまふまふさん
ま「プリンとかかな…いや、チョコ系のお菓子とか…アイスもいいな」
私はぶつぶつ呟きながら回るまふまふさんの後ろをついて歩く
『まふまふさん迷ってます?』
ま「甘いのって範囲広すぎて何にしようかなって」
『じゃあ、とりあえず彼方に頼まれたじゃがりこと、チョコ系のお菓子買って、あと全員にデザートとかにしません?』
ま「いいね、そうしよう!」
そう言ってカゴにお菓子をいくつか入れる
ま「坂田はチョコのアイスでしょ、うらさんは多分デザート、そらるさんは…どっちでもいいって言いそうだな」
『彼方は…多分これですね』
そう言っていつも食べてるデザートをカゴへ
ま「さすが幼馴染!Aちゃんは?」
『あ、私はいいです。お金もそんな持ってきてないし…』
ま「僕出すからさ、食べたいの持ってきなよ」
仕方なくプリンを入れる、申し訳ないから1番安いやつ
ま「そんな安いやつじゃなくていいのに」
『いえ、充分です…すみません』
「気にしなくていいのに」 と言いながら、本当に全部払ってもらってしまった、申し訳ない
せめてもと思い私が袋を持ち、コンビニを出る
ま「ごめんね、持ってもらって」
『いえ、むしろ払わせてしまってすみません』
ま「いいのいいの、Aちゃんってやっぱ優しいよね。男の人にモテそうだなぁ」
『モテたことなんてないですよ〜今まで彼氏とかほとんどいないし…』
告白された事はあるけど、彼方が好きだから断ってたし
だから未だに彼氏はゼロ、彼方が初めて
ま「え、意外!やっぱそらるさんがいるから?」
『えっ!?』
ま「あれ、好きなんじゃないの?」
『好き、ですけど…なんで…』
ま「見てたら分かるよ〜!」
そんなに分かりやすかったかな…?
ま「僕は応援してるから!何かあったらいつでも言ってね!」
『ありがとうございます』
まふまふさん優しいな
心強い相談相手が出来た
その後は2人で他愛もない話をしながら彼方の家に向かったのだった
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作者名:ほしいも。 | 作成日時:2018年10月26日 17時