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32丁 ページ33

ピーター「そう言えば昼食って何作るの?」

「あー、決めてなかったな」

ピーター「相変わらずだね」

「なんだよそれ。まぁいい。トニー!トニー!」

トニー「次はなんだ」

「何が食べたい?ブルースにも聞いてよ」

ブルース「僕はなんでも!」

トニー「だそうだ。俺は…そうだな、Aの得意料理でいい」

「俺っちの得意料理?あー、ピーター。俺っち何が得意だと思う?」

ピーター「そんなの知らないよ!早くしてよ。僕お腹すいてきちゃったよ」

「ごめんごめん。あーそうだな。トニー!今日の昼はハンバーグだが重くないか?」

トニー「大丈夫だ。坊やが腹減らしてるんなら早く行けよ?高校生なんだからな」

「わかったわかった!…ピーター、どうする?俺っちが作ってる間暇だろ?」

ピーター「そんなことないさ。宿題もあるしクラブの勉強もしなきゃ」

「あー、あのお勉強クラブ?あんなのよくやってられんな。とりあえず、勉強頑張れよ」

ピーター「Aが…応援、してくれた…?よし、よし!頑張らなくちゃ!だって応援してもらったんだから!」

「あー、流石に気持ち悪いぜ?ピーター」

ピーター「そんなこと言ってないで早く作ってよ」

「はいはい」




ピーター「うわぁ…凄くいい匂いだね」

「余計腹が減っちまうな。ほら、これくらいなら昼も入るだろ?」

ピーター「これ食べていいの?!ありがとうA!大好きだ!っあー、えっと、ハンバーグがね!」

「はいはい、俺が好きなんだろ?素直になれって!」

ピーター「ううさいなぁ、おう…ングッなにこれ美味しい…!」

「うるさいなぁ、もうって合ってる?そりゃ俺っちの得意料理だからね!ちゃんと飲んでから話せってもんだぜ?ピーターちゃん」

ピーター「あ、今ピーターちゃんって言ったよね!」

「これくらい心の広いピーターなら許してくれるだろ?な?」

ピーター「僕約束は守る男だからね」

「デートで急にいなくなったくせに何言ってやがる…」

ピーター「聞こえてるよ!ていうかなんで知ってるのさ!」

「べっつにー?なんだっていいだろ?ほら、早く行こうぜ」

ピーター「もう…今回だけだからな」

「ありがとうございます、ピーターさん?ヘイ!いってくるぜ!ハンバーグ置いておいたからしっかり食えよ!俺っちがいないと寂しいのは分かるけどすぐ帰ってくるからね!」

トニー「うるさいぞA!早く行ってこい!」

「はいはい。んじゃ行ってきまーす」

ピーター「行ってきます!スタークさん!バナー博士!」

「ほんと、俺っち以外には素直な野郎だぜ」

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作者名:まーと@ | 作者ホームページ:http://hitoravu@2014  
作成日時:2018年8月19日 13時

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