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ピーター「そう言えば昼食って何作るの?」
「あー、決めてなかったな」
ピーター「相変わらずだね」
「なんだよそれ。まぁいい。トニー!トニー!」
トニー「次はなんだ」
「何が食べたい?ブルースにも聞いてよ」
ブルース「僕はなんでも!」
トニー「だそうだ。俺は…そうだな、Aの得意料理でいい」
「俺っちの得意料理?あー、ピーター。俺っち何が得意だと思う?」
ピーター「そんなの知らないよ!早くしてよ。僕お腹すいてきちゃったよ」
「ごめんごめん。あーそうだな。トニー!今日の昼はハンバーグだが重くないか?」
トニー「大丈夫だ。坊やが腹減らしてるんなら早く行けよ?高校生なんだからな」
「わかったわかった!…ピーター、どうする?俺っちが作ってる間暇だろ?」
ピーター「そんなことないさ。宿題もあるしクラブの勉強もしなきゃ」
「あー、あのお勉強クラブ?あんなのよくやってられんな。とりあえず、勉強頑張れよ」
ピーター「Aが…応援、してくれた…?よし、よし!頑張らなくちゃ!だって応援してもらったんだから!」
「あー、流石に気持ち悪いぜ?ピーター」
ピーター「そんなこと言ってないで早く作ってよ」
「はいはい」
ピーター「うわぁ…凄くいい匂いだね」
「余計腹が減っちまうな。ほら、これくらいなら昼も入るだろ?」
ピーター「これ食べていいの?!ありがとうA!大好きだ!っあー、えっと、ハンバーグがね!」
「はいはい、俺が好きなんだろ?素直になれって!」
ピーター「ううさいなぁ、おう…ングッなにこれ美味しい…!」
「うるさいなぁ、もうって合ってる?そりゃ俺っちの得意料理だからね!ちゃんと飲んでから話せってもんだぜ?ピーターちゃん」
ピーター「あ、今ピーターちゃんって言ったよね!」
「これくらい心の広いピーターなら許してくれるだろ?な?」
ピーター「僕約束は守る男だからね」
「デートで急にいなくなったくせに何言ってやがる…」
ピーター「聞こえてるよ!ていうかなんで知ってるのさ!」
「べっつにー?なんだっていいだろ?ほら、早く行こうぜ」
ピーター「もう…今回だけだからな」
「ありがとうございます、ピーターさん?ヘイ!いってくるぜ!ハンバーグ置いておいたからしっかり食えよ!俺っちがいないと寂しいのは分かるけどすぐ帰ってくるからね!」
トニー「うるさいぞA!早く行ってこい!」
「はいはい。んじゃ行ってきまーす」
ピーター「行ってきます!スタークさん!バナー博士!」
「ほんと、俺っち以外には素直な野郎だぜ」
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作者名:まーと@ | 作者ホームページ:http://hitoravu@2014
作成日時:2018年8月19日 13時