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変にあせると怪しいよな…
「そりゃあ同じ車乗って隣でゲームしてたらちょっとは匂いつくだろ？っておい！匂い嗅いでんじゃねぇよ。あとなんでいい匂いするんだトニー」
トニー「それだけで移るか？」
「移るだろ。ほら、トニーからも少しブルースの匂いするぞ」
トニー「嘘だろ…」
「その反応はブルースが可哀想だろ」
トニー「あ、あぁ、すまないな。本当に何もしてないんだな？」
「してねぇよ」
トニー「友達の名前は？」
「個人情報」
トニー「ならお前を付け回して探ってやる」
「そろそろ引くぜトニー」
ブルース「今まで引いてなかったの?!」
「いや、ちょっと引いてた」
トニー「2人して酷いな。しかし本気でやりかねないからな。名前は？」
「名前か…んーなんて言えばいいのかな…デッドプール」
トニー「デッドプール？あのアンチヒーローか。ならピーターか」
「は？おいおい！なんでスパイディを呼ぼうとしてんだよ！？おっさんついに認知症になっちまったのか?!あいつと俺っちが仲悪いの知ってるだろ？」
ブルース「ははっ！確かに。二人の仲は酷いよな」
トニー「でもこの前はいい感じのチームワークだった」
「それはトニーがスパイディに命令したから合わせてくれてただけだ」
トニー「でも感謝してんだろ？それを口にすればいいだけじゃないか」
「そんなの出来てたらこんなに仲悪くねぇよ！それにキャップとあんなに仲の悪いトニーにつべこべ言われたくねぇよ！」
ブルース「バーナム…それは、そうだな」
「とりあえずスパイディを呼ぶのはやめてくれよ」
トニー「あぁ、すまん。もう呼んでしまった」
「わざとだろ？！それに！スパイディも来たくないって言ってただろ？」
トニー「そんな感じはなかったな」
「う、嘘だろ？」
トニー「さぁ、どうだろうな」
ブルース「僕は知らないからな」
さてはあいつ俺っちがいること伝えてない？そんなはずはないよな。
「ん？トニー、ここは勤務中に電話に出るのは大丈夫か？」
トニー「あぁ、勤務なんて肩苦しいもんじゃないからな」
「んじゃ、俺っちちょっと電話してくるね」
トニー「あぁ」
ウェイドからってのを感じさせない演技…！さすが俺っちだぜ！
「なんだよ。何も文句ねぇだろ？」
ウェイド[ひでぇな！出てすぐそれか？]
「悪かったな」
ウェイド[朝お前がいなかったことが文句だな]
「別にもう会えねぇわけじゃねぇんだからいいだろ？それじゃあ俺っち仕事中だから切るぞ？じゃあな」
ウェイド[ありがとな]
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作者名：まーと@ | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2018年8月19日 13時
