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橙「そろそろ、ごちそうさまするか？」
青「リュウトも全部食べたことやし」
緑「リュウト、ごちそうさましようか？」
「うん！」
橙「じゃあ手を合わせてください！」
ﾊﾟﾁﾝｯ
「ごちそうさまでした！」
虹「ごちそうさまでした！」
メンバーは片付け組とリュウトくんとお話し組に分かれる
お話し組には、やっぱり、保育科出身の桐山パパ、最年長の中間パパ、兄弟の多い神山パパ、妹がいる藤井パパ。
橙「リュウト、今日はパパ達たくさん怒ってしまったけど、それには理由があんねん。わかる？？」
「？？」
緑「ママや幼稚園の先生、お友達が話してる時はちゃんと話は聞かんとあかん。これはわかるかな？」
「うん」
緑「なんでかって言うとな、リュウトがお話聞いてくれなかったら皆んな嫌な気持ちになるんよ。だから、今日パパ達と約束して。人の話はちゃんと聞くって。わかった？？」
「うん！わかった！」
緑「よし、男と男の約束や！」
リュウトくんは神山パパとゆびきりげんまんをして約束した。
青「リュウト、プールでお姉ちゃん泣いたの覚えてるか？」
「うん、おぼえてる」
青「あの時はちゃんと謝れてえらかった！けどな、急にプールに落とすなんて絶対したらあかん。女の子は特にな。お友達には優しくするんやで？そしたら、お友達もリュウトに優しくしてくれるからな。わかった？」
「うん！わかった！おとことおとこのやくそくな！」
青「んははは！そう約束な！」
リュウトくんは藤井パパにお友達には優しくすると約束して拳をコツンとぶつける。
黄「リュウト、こっちにおいで。」
「うん！」
黄「かくれんぼの時、パパ達、リュウトいなくなったってすごく心配した。」
「ごめんなさい‥‥」
黄「ええよ。ちゃんと見つかったし、怪我もなく遊べたからパパ達も楽しかった！だけど、決めたルールは守ること！ええな？」
「うん、るーるまもる！」
黄「よし！偉いで！リュウト！」
橙「最後にもう1つパパ達と約束して欲しいことがあんねん。リュウト、男ならママのことしっかり守ってあげるんやで！」
「うん！」
これで今日はパパ達ミッションはクリア！
『話終わったん？』
緑「丁度今終わったところ」
紫「なら、リュウト、今日この中で1番よかったパパ選んで欲しいねん！」
「えっと‥‥みんな！！」
虹「え？」
初めて全員が選ばれてパパ達。
『今日1日でかなり成長したんちゃう？』
黄「あかん、泣きそうや」
涙もろい中間パパ。
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作者名：chiro | 作成日時：2020年11月11日 1時
