Snap！３

兄の確認-JK- ページ6

JK「俺になら、本当のこと話せるか？」

CS「ミンジュンヒョン…」

JK「みんなに話す前に話してみろ。楽になるぞ？」

CS「………」

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重たい空気の中、クン、ウヨン、チャンソンと俺で事務所に向かう。

チャンソンと俺はジヒョのショーに向けての打ち合わせだ。

今日は俺たちとスタッフだけど聞いていたが、ジヒョも参加することになった。


昨日のケンカを見て、原因にジヒョも絡んでいることはわかっていた。

彼女の作品は好きだが、良い噂は聞かない。


ジ「チャンソン！昨日ぶり！」

CS「ヌナ、昨日はご馳走さま」

ジ「いいのよ〜！」

スタッフたちは不思議そうにしている。

2人の関係を知らなきゃそう思うだろう。

JK「打ち合わせ、始めますか」


話を進めるにつれ、気付いたことがある。


スタッフや俺と話すジヒョはまさしくアーティスト。

誇りを持ってやっていることがわかる。

ただし……

ジ「ねぇチャンソン？やっぱり好きな色は黒？それとも紫？チャンソンに似合う衣装、作るから教えて？」

チャンソンへの態度には違和感を感じる。


そう…。

ジヒョの良くない噂は…

”気に入った相手に色仕掛けをする”

という噂だ。

あの真面目なチャンソンだ。

しかも幼馴染、初恋の相手。

色仕掛けであることにも気付かず、流されてしまうような気がする…。

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JK「初恋の相手に…言い寄られたのか？」

CS「ヌナはそんなことしないよ…」


思った通り。

今、俺たちメンバーが少しでもジヒョの悪いことを言えば、チャンソンは否定する。

マズイ状況だ…。

悪いのは…-CS-→←決意

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