Snap！３

頼れるヒョン-JK- ページ18

JK「チャンソン！こっち！！」

CS「ヒョン、お待たせ」

JK「んじゃ、行くかー」



ミンジュンヒョンと２人で飲みなんて…久しぶりどころか、今までにあったか記憶にない。

今日はヒョンの行きつけのお店に連れて行ってくれるらしい。



JK「チャンソンとこうやってゆっくり話すのも久しぶりだな？メンバーとご飯行ったりしてるか？」

CS「んー…たまにジュノと行くくらいかな」

JK「お前ら２人、仲良いもんなー」

CS「ヒョンとジュノほどでもないよ？」


それからお互いジュノとの仲良さの話をして…


って、２人でジュノの話してるって…なんかおかしくない？


CS「ヒョン、ジュノの話をするために誘ってくれたんじゃないんでしょ？」

JK「おぉ！そうだな、普通にチャンソンと２人で飲みたかったんだよ」

CS「２人で…？」

JK「なぁチャンソン……今、楽しいか？」

CS「え……？」


いつもテクヒョンと２人でふざけたりしてるのに、本当は俺の変化に気付いていて。


JK「なんかな、仕事してる時も、それ以外の時も、本心では笑ってないような気がしてさ」

CS「………」

JK「何か、あったか？」

CS「…別に……何も…」

JK「ジヒョとは…進展は？」

CS「ないよ……」

一緒にショーに出たヒョンは何か気付いてる。

ジヒョヌナの違和感のある、俺への態度。



ショーは、ちゃんと成功したし、ヒョンも俺も全力を出した。

だけど、打ち合わせの時から、ヒョンは気にしていた。

ヌナの態度と、悪い噂を。


ヌナから向けられる好意に、不快感を感じるようになってから、ヒョンが気にしてくれていたことがわかるようになった。


CS「ヒョン…ショーの時、ずっと気にしてくれてたのに、否定ばかりして、ごめんね」

JK「いや、チャンソンが危ない目にあってなければいいんだ」

CS「うん…そういう意味でも進展もないし、何もしてない、されてないよ」

JK「大事な弟が無事ならいいんだ」

CS「ただ……やんわり毎回断ってるんだけど……」

JK「はっきり拒否はできてないんだな……」

CS「うん………」

JK「そっか……」





JK「あ、Snapの新曲、聴いてきたか？」

CS「ごめん……まだ…」

JK「…元カノの声、聴けないか？フッたのはチャンソンなのに…」

CS「………」

JK「今回の曲な、A、歌い方に悩んで、俺のとこに相談しに来たんだ」

CS「え…？」

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