【銀魂】副長補佐は、甘党で…【土方十四郎】

第百八訓　　青ざめと脅迫　　貴方side ページ25

スタスタ



はぁ…



銀『Ｖ字前髪のくせに、なんで良い彼女居るんだよォォォ！！』



スタスタ



最初からマニアックな質問してくるから怪しいと思ったけど。



沖『どうせ土方さん、A姐に無理やりマヨネーズ食わせてんだろィ！！』



スタスタ



アレを聞かれてたなんて……



土『何で俺に全部責任被らせてんｄ バンッ！！……あっ』



けどまぁ…








妙「土方さんは無理やり連れて来られただけなんで、そこは分かってあげて下さい。




　 あっ、それと…」








銀『あべしっ！！』







「この作戦考えたの、銀さんなんで……飛び蹴りでもしておいて下さい。」



ドＳを飛び蹴りも、中々いいな。



銀さんはそのまま壁にぶつかり、完全に青ざめている。



その他三人も同じように顔が青ざめていた。



そして、私は手をボキボキと鳴らし。



貴『銀さ〜ん、今良いバイト知ってるんだけど。』



銀『へ、へぇ〜、そうなんだ。そ、それってどういうの？』



貴『遊園地のお化け屋敷のオバケ役♪』



銀『ちょっと、そういうのは無理かなぁ、アハハハ。』



貴『そうじゃなかったら、ポリバケツに放り込んで、



　 コンクリート流し込んで、埋めて海… 銀『すいませんでした！！！』



つい最近良いバイト見つけたから銀さんにオススメしたら、快く受けてくれた♪



え？脅迫だって？違う、違う。オススメしただけだよ♪←




結局そのあと総悟と近藤さんにも説教をし、今は。



土『ったく、あいつら。』



貴『あはは』



二人で並んで帰ってます。



さっきはずっと騒がしかったけど、今は凄い静か。



まったく、銀さんの所為で恥ずかしい目に合ったなぁ。



そう思ってたら、急にトシが聞いてきた。



土『三週間後、俺らどっちも非番だったよな。』



貴『え？あ、うん。』






土『そんとき、二人でどっか行くか。』



貴『えっ………考えとく。』





こうなるなら、銀さんのこと許してあげようかな。




土『おい、どうせなら万事屋を山奥に捨てて来い。』



貴『あはは、それも良いかもね。』




いつまでも、こんな日が続けばいいなぁ。









？『こんなとこに居たのか、“血塗れたお嬢ちゃん”』





私とトシを、アイツが見ていたなんて、思いもしなかった。

第百九訓　　上様とのお酒→←第百七訓　　うっかり口を滑らしちゃうのは良くある

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す