6話 ページ8
私と仙ちゃんでしばらく森の中を歩いていると、だんだんと遠くにかなり大きい平屋の建物が見えてきた
『うわぁ〜、絶対あそこに住んでる人金持ちじゃん!!しかもThe和って感じがする!!!』
立花「あれが、私たちの目的地だぞ」
そういい仙ちゃんは建物に向かい指を刺した
『え?!!あんな立派な建物が目的地!!!仙ちゃんもしかして相当な坊ちゃん?』
立花「なわけあるか、私は普通にごく一般的な学生だ」
(一般的な学生はそんなに凝ったコスプレをできるわけないだろ、なにか訳ありか?)
色々ありつつも私たちは目的地の門の前へと到着したのであった
『いや、広いな敷地!!!正面の門まで行くのにどんだけ私ら歩いたんだよ!!!!』
立花「そうでもないと思うが?」
『えーー、仙ちゃん見た目によらず案外アスリート系かよ』
立花「なんなのだ"あすりーと"って」
『はいはい、あとで教えるねー』
そう、この会話を見ればわかる通り仙ちゃんは世間の言葉に疎かった…会話をするにも時々首を傾げ意味が分からないといった風に振る舞うのだ、、、コスプレはするのに…
(それより、なんだよ"忍術学園"って)
門の立て札には大きな字で忍術学園と書いてあった
(なんか見た事ある気がするんだけどな〜、なんだっけ?)
立花(立て札を見て首を傾げている、やはり私たちの事を知らないのか?)
立花「とりあえず無事に着けただけよしとしよう、ちょっと待て今門を開けてもらうから」
『りょーかい!!!』
(開けてもらうって事は、この屋敷召使い的な人がいるのか?)
立花「小松田さーん、立花仙蔵です。ただいま帰りました、開けてください」
小松田「は〜い!!ただいまぁ〜」
ギィと音をたて重そうな門は内側から開いた
門の中から、間延びするような声とともに可愛いらしい顔だちの少年がひょっこり出てきた
手にはクリップボードを持って
小松田「ひっ、、天女様っ、、、」
『は?????"天女様"?????』
またもや意味の分からない"天女"という単語を発しながら、可愛いらしい少年は私の顔を見るなり青ざめ震えだした
『え????どうすればいい???』
私は仙ちゃんに助けを求めるような目で見つめた
立花「いや、私に聞くな」
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meika 0609(プロフ) - 初コメ失礼します!身長設定リアルの私と一緒でびっくりしましたwいっきよみしました!面白かったです! (7月29日 17時) (レス) @page2 id: 79d50bf494 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - シオンchannel☆さん» 一気読みお疲れ様です!更新がだいぶ遅れてしまいすみませんでした。更新ペースあげて行きますので、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです!!!コメントありがとうございます!凄く励みになります!!! (2022年9月29日 20時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
シオンchannel☆ - シオンchannel☆です!!一気に読んだよー!!!!夢主さんのポジティブさが面白いです!(*´ω`*)夢主ちゃん最&高ですねwww更新するスピードは、フラッペさん?のペースで良きです♪(*´∇`*)続き待ってます。("⌒∇⌒") (2022年9月14日 20時) (レス) @page3 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - フラッペさん» あ、、作者さんのペースね全然大丈夫ですよ(゚o゚;; (2022年8月28日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - あいさん» 最近更新するペースが遅くなってすみません!!!だんだんと更新ペースをあげていきますので少々お待ち下さい!!! (2022年8月28日 22時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フラッペ | 作成日時:2022年7月28日 21時