46話 ページ48
小松田「失礼しま〜す」
私たちはやっとの思いで図書室へと辿り着くことができた
時間はかかったが秀ちゃんとの話した時間は凄く楽しかった
秀ちゃんが気緩い挨拶をしながら襖を開け、私は図書室を覗くように襖から顔を出したら
なんとびっくり
『うぇっ?この時代の図書室って重ねて本置くんだ』
本は立てて置くのではなく重ねて置いてあったのだ
よく見たら、そもそも本が現代みたいな分厚い表紙などではなく薄いタイプの表紙のため立てて置くことは無理なのだろう
他にも読書スペースが畳でできていたり、カーテンがないからなるべく日に当たらないよう本が置いてあったりなど現代の図書室とは一味違っていた
(でも図書室ってどの場所でも絶対心が落ち着くんだよな、やっぱり本に囲まれている効果か?それに、畳で本を読むの最高じゃん!!)
私は足癖がものすごく悪いため椅子に座るとすぐに足をクロスさせてしまったり、足が床につかないと足をブラブラ振ってしまう
そのため椅子ではなく床に座って本を読む方が落ち着くのだ、だからこの畳の図書室は私にとって最高に相性がいいと思う
図書室には入らず襖から顔を出して中の様子をしばらく眺めていたら
?「図書室には入らないのか…」
『ほぉわっ!!!!誰!?!!』
耳元から急に低い声が聞こえびっくりして反射的に変な奇声をあげてしまったが、私の声が思ったより大きかったからか話しかけた男性は顔を歪めた
?「声がでかい…図書室では静かに…」
私に話しかけた男性は
背が高く緑色をした忍服を着ていて頬に傷跡があり失礼だが少し怖い印象の人だった
私の完全な偏見だが見た目が怖い人って大声で怒鳴ってくるイメージだが
この男性、見た目に反してモソモソと小さな声で注意をしてきた
(声ちっさ?!!!それに最後の方モソモソしか言ってないじゃん!)
相手の声があまりに小さかったため、何を話しているのか聞き取ろうと意識を全て相手の声に集中していたら
小松田「あれ?中在家くんがいる」
『ひょわっ!!?!!!』
またもや後ろから急に耳元で声をかけられ
先程と同じように驚いて奇声をあげたら怖そうな男性はまた顔を歪めた
ほんとに!!後ろから急に話すなや!!!!!びっくりするわ!!
あとなんか空気的に大声出した私が悪いみたいになってるけど、私悪くなくない?!!!!
85人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
meika 0609(プロフ) - 初コメ失礼します!身長設定リアルの私と一緒でびっくりしましたwいっきよみしました!面白かったです! (7月29日 17時) (レス) @page2 id: 79d50bf494 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - シオンchannel☆さん» 一気読みお疲れ様です!更新がだいぶ遅れてしまいすみませんでした。更新ペースあげて行きますので、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです!!!コメントありがとうございます!凄く励みになります!!! (2022年9月29日 20時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
シオンchannel☆ - シオンchannel☆です!!一気に読んだよー!!!!夢主さんのポジティブさが面白いです!(*´ω`*)夢主ちゃん最&高ですねwww更新するスピードは、フラッペさん?のペースで良きです♪(*´∇`*)続き待ってます。("⌒∇⌒") (2022年9月14日 20時) (レス) @page3 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - フラッペさん» あ、、作者さんのペースね全然大丈夫ですよ(゚o゚;; (2022年8月28日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - あいさん» 最近更新するペースが遅くなってすみません!!!だんだんと更新ペースをあげていきますので少々お待ち下さい!!! (2022年8月28日 22時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フラッペ | 作成日時:2022年7月28日 21時