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−1話 ページ49

「おーい、傑」


「ああ、悟。任務終わったんだね」



廊下の先に居る親友に声をかける。

窓から身を乗り出して
何かを見つめていた親友は
顔をこちらに向けて笑った。



俺が先ほどロビーで買った
ジュースを傑に投げれば、
ごく自然な仕草で傑はそれを受け取った。



「何見てたんだよ」


「ん?まあ…ちょっとね?」



傑の側に立ち同じように窓を覗けば、
そこには硝子、そしてAが
外出しようとしている姿が見えた。



「…もう、1年経つのか」


「そうだね、なんだか、今年は凄く早かった」



去年のバレンタインから
傑とAは付き合い始めた。

まあ、それに関しては
「あーはいはい。リア充乙。おせぇんだよくそ!!」みたいな感じだ。



「アイツらどこ行くの?」


「美々子と菜々子と買い物に行くそうだよ。女子会だから、と断られてしまってね…」



2人が付き合い始めてから分かったのは
俺の親友はかなりの
束縛屋だったと言うことだ。


そもそもAの眼中に
傑以外の男はないので、
今のところ泣きつかれたりするようなことはないが。



「そう言えば、俺気になってたんだけどさぁ…去年のバレンタイン、傑はAにチョコあげなかったじゃん…なんで?」

−2話→←あとがき



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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟   
作品ジャンル:ラブコメ
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chiaki0708(プロフ) - わぁーーーーぁーーーすっっっっごく良きな作品でした!!!夏油さん推しの方是非!!読んで欲しい!!!! (2022年1月17日 8時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!完走までお付き合いいただき、本当にありがとうございました…!すみません、気がつきませんでした。急遽修正いたします。ご報告ありがとうございました…!! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - 完結おめでとうございます!!お疲れ様です。あとがきの1行目が、めまして、になってます。新作も読ませていただきます。 (2021年3月10日 20時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!コメントをいただけると執筆が捗ります☆そうですね、神様は優しくて優しくないって誰かが言ってたような…。展開は遅めですが、これからも更新頑張ります! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - バレンタインの神様って、優しいのか、意地悪なのか、わからないですね(笑) わーい!!やっと二人がキスした!!嬉しい!読んでて楽しいです!更新頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白揚羽 | 作成日時:2021年2月25日 15時

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