【呪術廻戦】家入ちゃんの怠惰な日常【乙骨憂太】

７話 ページ8

｢何やってるの？｣


『あ、憂太くん。』



地面をじっと見つめていれば、
後ろではほっぺに絆創膏をつけた
憂太くんが立っていた。

そう言えば、確か今日任務だって
誰かが言ってた。



『悟くんがムカデに火をつけて炙ると面白いっていってたから』


｢五条先生？？｣



いつ言ってたんだっけ…
あれ、いつだったっけ？
そもそも悟くんだったっけ？？

…まあなんでも良いんだけど。



『飽きちゃったからもういいや』


｢うん、相変わらずのマイペースだね…｣


『嫌い？』


｢…嫌いになんてならないよ｣



そう言えば真希ちゃんが
憂太くんの事を女…おんな…なんだっけ、
女…辛子？違うな。女、女タラシ！！
そう、女タラシって言ってた！！
こういうところのことかもしれない。



『憂太くんは何しにきたの？』


｢うん？Aちゃんに会いに来たんだよ？｣



一緒に遊ぼう？と両手に広げる憂太くん。



『あ、じゃあ、アレやろう。１人かくれんぼ。』


｢一緒に遊ぼう？？｣


『冗談だよー』



一緒に遊ぶ…一緒に遊ぶ…
最近みんなといっぱい遊んでたからなぁ。
だいたい遊び尽くしちゃったんだよね。


しかも憂太くんって
悟くんとかパンダくんみたいに
体は強そうじゃないし…。

木登りとか山登りとか崖登りとか
鯉のぼりとか出来なさそう。


あれ、鯉のぼりが出来ないってなんだろう？？



『…お花摘みにいこう』


｢Aちゃん、気を遣わなくて良いんだよ｣


『気なんか…使ってないもん…』





使えるほどの気がないから使えないもん…。

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