【呪術廻戦】家入ちゃんの怠惰な日常【乙骨憂太】

２話 ページ3

｢おーい、A｣


『お姉ちゃん、不審者きたよー』


｢不審者じゃねぇってば｣



塀を乗り越えて現れたから、
流石に不審者なのかなって思った。

普通に五条悟…お兄ちゃん？だった。



『何しにきたの？』


｢ん？Aにこいつら会わせてみようかと思って。｣



そう言って悟くんは
自分の登ってきた塀の奥へと視線をやった。





｢おいパンダ、踏み台になれよ！ちょ、まてまて棘、引っ張るな！｣


｢そんな、酷いぞ真希。俺だって会いたい。｣


｢おかか！ツナツナ｣


｢ほら、みんな、普通に門から入れば…｣





『悟くん、何連れてきたの？』


｢教え子｣



地獄の使者じゃなくて？


＊＊＊


｢えっと、左から禅院真希、パンダ、狗巻棘、乙骨憂太くんでーす！｣



緑色の髪の美人が真希ちゃん、

パンダがパンダ、

美少年系の見た目の人が棘くん、

白いお洋服を色んな人の足跡で汚した
なんか見るからに可哀想な感じの人が
憂太くんなんだってさ。



『上野へお帰り…』


｢パンダはパンダじゃない！｣



パンダじゃないなら何なの。

ミジンコとかだったりするの？



｢ツナツナ、高菜、明太子｣



え、なんでこの人はおにぎり語で喋ってるの？
ノッた方が良いのかな。



『つ、ツナ？』


｢しゃけ！｣



なんか通じたっぽい。

コミュニケーションで
大切なのは気持ちだって言うもんね。



…ほんとかぁ？？

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