嫌悪のワード ページ15
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『ぜぇ、はぁ……階段、きつかったァ〜…！！』
上がり終えた途端、立ち止まって座り込む。
これでどんなに現在の姿が鍛え上げられていたのかよく思い知らされた。改めて私をここまで強くしてくれたパルに感謝しないと…。
呼吸を整えている間に、すぐそこにある屋上のドアに目線をやる。
『…あと、もう少しっ…！』
そう自分に言い聞かせ、再び1歩1歩とドアの目前まで進む。
そしてドアノブに手を伸ばしては握ってゆっくりと回し、押してみれば鍵はかかっておらず、なんとか開いた。万が一ここから出られる！
彼女がいることも信じてドアを全開にすると、一目移ったのは人の後ろ姿。
パーマのかかったロングの髪と、昔よく目にしていたワンピースドレスが風でなびいている。
母「ここ、結構高いわね。貴方は怖くなかったの？高い所から落下することが……。」
私に問いているようにも聞こえるが、彼女の目線には私ではなく手の中でキラリと小さく輝くものだった。
私以外にも飛び降りをした者が…？
母「おっと、念の為娘に聞いといた方が良いかしら。ここで命を落としたのは、お前だからね」
彼女は今見つめていたものを大事に握り、こちらに振り向く。
私は答える前に屋上に入り、自然とドアは閉まる。
『…怖かった。けど、後悔はしてない。』
母「そう……天国は楽しいって訳ね。それと逆に私との生活は地獄だった。そうでしょう？」
『！…理解しているなら、何故！』
母「＿＿似ていて、嫌なのよ…。」
『え…？』
母「いえ、理由を教えたところで意味はないわね。止めておくわ」
確かにポツリと呟いていた。しかし小声であった為あまり聞き取れなかったが、嫌悪のワードだけが唯一聞こえたところ。
私に対して気に入らないような部分があることは分かった。前から知っていたけども彼女はこれ以上理由を話すつもりはない。
『そう…。なら、これだけは聞かせて。
貴方は影の男性……あの人の正体を知っているの？』
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ホチャ(プロフ) - タブレットのぺるさん» ですねですね🤗✨ (2023年3月10日 23時) (
レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
タブレットのぺる - まあ占ツクに居るからいいかな…って←← (2023年3月10日 22時) (レス) id: 06b7525e90 (このIDを非表示/違反報告)
ホチャ(プロフ) - ぺるさん» あっ分かります…！！私も周りにAU好きの子いないんです🥺← (2023年3月10日 21時) (レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - au友がいないんです←←誘え (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
ホチャ(プロフ) - 美幸さん» お〜！それはありがたい、です！！(((真似するな) (2023年3月10日 20時) (レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホチャ | 作者ホームページ：闇AUの絆、深めてやるぞ☆←
作成日時：2022年11月2日 16時
