《NARUTO》 闇に囚われる少女 〜うちは一族と私〜(番外編)

鎖少女18 ページ19

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イタチ「ただいま」


サスケ「おかえりなさい兄さん！」


イタチ「Aの様子は？」


サスケ「まだ起きない…」


イタチ「そうか…早く良くなるといいn「きゃーーーー」！？」


サスケ「今の声…母さんの！？」


父「何事だ！！」


奥の部屋から急ぎ足できた…


イタチ「分かりません…それよりも早く母さんのところに急ぎましょう！」


ー『タッタッタッタッタ…』


ー『バンッ』


サスケ・イタチ・父「「「母さん/ミコト」」」


母「！？お願い助けて！Aちゃんが！！」


Aの方を見る…すると…


ー『ブワッ』


全「「「「！？」」」」


Aの身体からあり得ないほどのチャクラが溢れかえっていた…


父「こんなチャクラは見たことがない…」


目を写輪眼にしてAを見た…


そのチャクラの色は黒く何よりも［冷た過ぎる］


父「このままではいずれ力尽き死んでしまうぞ！！」


その場にいた全員が息を飲んだ…


その時！！


ー『パアーーー』


全「「「！？」」」


Aの鎖から無数の文字が浮かび上がってきた…それらは徐々に集まり一つの文字を作りあげている…


イタチ「これは一体」


父「…何かの封印術のようだ。見たこともないがな…大方、この娘のチャクラを強制的に鎮めるためのものだろう。大き過ぎる力はかえって自分の首を締めるからな…」


イタチ「………」


そうこうしている間に、無数の文字たちは【封】という文字を作り鎖の中へと消えた…
少し経つと…



ー『シューーー』


溢れかえっていたチャクラが収まり始めた…


父「あの鎖は娘の力を抑えるもののようだ。それよりもミコト、なぜこうなった？」


父は母に尋ねた…


母「それが…ついさっきまでうなされていたの…だから少しでも安心するかと思って頭を撫でていたんだけど…」


父「逆にチャクラが暴走し、今のようなことが起きた。ということか」


母「はい」


父「サスケ、イタチ、このことは誰にも話すな。もちろん火影様や上層部にもだ。分かったな？」


イタチ「でも父さん！火影様には知らせたほうg「分かったな？」……はい」


威圧感のある雰囲気に圧倒された…


父「サスケも分かったな？」


サスケ「はい…」




この決断が未来へどう繋がるのか知るよしもなかった…

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