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11話 ページ14
光「あいつはただの怪異なんかじゃない…�爛肇ぅ譴硫峪劼気鶚瓩浪兇里弌爾舛磴鵑�やっとの思いで封印した超凶悪な悪霊なんです！」
貴「で、でも」
光「しかもあいつは包丁を武器として使ってる。生前それを凶器として使った証拠です。あいつはあの包丁で誰かの命を奪ったんだ！」
貴「そんな…うそ」
確かに人魚から助けてくれた時
包丁で人魚を倒してたけど
光「先輩は騙されてるんです！あんな奴信用したら駄目だ！！きっと先輩のことだって」
スっと光くんの喉元に包丁が向けられる
私は肩にひと1人分の重みを感じた
分かりやすくいえば
光くんに包丁を向けた花子くんが私に抱きついている
花「ちぇ…バラされちゃった」
光「！」
貴「！」(ビクッ
花「あーあー。もうしばらく秘密にしとこうと思ったんだけどなぁ……来い白杖代」
ヒュルッ
花子くんの体に白杖代が巻き付かれていく
花「君の言う通り確かに俺は人を殺した。でも神様が言ったんだ。この役目を全う出来れば俺の罪は消えるんだって」
バサッ
花子くんのマントがヒラヒラと風に揺られる
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作者名：きなこもち | 作成日時：2019年11月5日 0時
