司「君の特等席…俺に変更しない？」肆 (ページ8)

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145話ページ8

ミ「みんな死んじゃえばいいのにって。どう？怪異でしょ？ははっ⋯僕のことなんか人間のお前にわかるもんか！！」

光「だったら⋯俺も死んでずっと一緒にいてやろうか？」

ミ「⋯っ」

光「そんで元の世界に戻ったら」

俺はミツバばの腕を握って窓から頭から落ちていく

ミ「！！」

光「一緒に普通の人間目指すか！なぁミツバ！！」

ミ「ちょ」

ふわっとミツバが羽を出す

光「⋯」

ドサドサドサッ

光・ミ「「⋯」」

ミツバが出した羽がクッションになって死ねなかった

光「⋯なんだよ。ずっと一緒にいて欲しかったんじゃなかったのか？」

ミ「あっ頭おかしいんじゃないの！？落ちたら死ぬよ！？死んじゃうつもりだったの？それもわかんないくらいバカなの？」

光「⋯お前がみんな死ねとか言うからだろーが！！」

ミ「はぁ！？僕のせい！？源くん密かに死にたいって思いでもあるんじゃないの！？」

光「あるわけねーだろ！ただ⋯お前と同じになればちょっとはお前のことわかるかもって思ったんだよ。悪かったな」

ミ「なにそれ。意味わかんない⋯⋯あーあ。もういい。わかったよ。源くんうるさいしここで生きるのやめにする」

光「そうか！？」

ミ「でも僕。邪魔しない代わりに協力とかもしないからね。つかさくん怖いし」

光「いいやそれで。行ったろ？お前は俺が連れ出してやるよ」

絶対に俺がこいつを連れ出してみせる！