６話 ページ6
「あの、少しだけ…１人にさせて下さい…。」
歌苗は頭の中を整理する為、自分の部屋に戻っていった。
「…Mr.Klaus, That girl, are not you okay?(クラウスさん、あの娘、大丈夫っすかね。)」
糸目の印象的な少年、レオナルド・ウォッチが英語でクラウスに問う。
「It will take a while to accept the truth, but it will be fine.(真実を受け入れるのに少々時間はかかってしまうだろうが、大丈夫だろう。)」
そう言い、歌笛の入れたコーヒーを一口飲む。
「It's quiet here. Leo, Gilberto.(此処は静かだな。レオ、ギルベルト。)」
「I agree.(そうですね。)」
「Really, the usual noise is like a lie.(ホント、いつもの騒がしさが嘘みたいっす。)」
そう言い、静けさを満喫しようとした。
が、奥の扉が急に開き、中からは髪が少し長く、眼鏡をかけた真面目そうな男、シューベルトが出て来た。
「大家殿！終わりましたよー！って、あれ？」
シューベルトは歌苗がいない事に気付くと同時に、見知らぬ男性が３人いる事を確認した。
「お客さん、ですか？」
その言葉の後に、クラウスは席を立ち、胸に手を当てて挨拶をする。
「これは失礼。私、クラウス・Ｖ・ラインへルツと言う者です。少々お尋ねしたい事があり、お伺いしました。」
挨拶を受けたシューベルトも、胸に手を当て、頭を下げて挨拶をする。
「私はフランツ・シューベルトと言う者です。宜しくお願い致します。」
シューベルトの挨拶が終わった後、クラウスは尋ねた。
「貴方は、彼らを見た事はありますよね？」
そう言い、歌苗に見せた写真をシューベルトにも見せる。
「ええ…あります。彼らに、一体何があったんですか……？」
シューベルトもモツ達の変わり果てた姿に驚いた。
「彼らは今、指名手配犯となっています。」
「！！ そんな…(モーツァルトは良いにしても、リスト殿とチャイコ殿、バダ殿はいったい何故？)」
シューベルトが動揺していると、クラウスは話始めた。
「私達にも彼らがどうしてこうなったか、何が目的なのかはよく分かりません。ですが、明白になっている事は、彼らの名前が音楽家だと言う事、この音羽館の住人だと言う事の２つだけなんです。」
「成程…それで、今彼らは何処にいるんですか？」
「１人は私達の所にいますが、あとの３人は分かりません。」
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小夜(プロフ) - それと、ありがとうございます！m(*_ _)m これからも読んで下さると嬉しいです！ (2018年2月11日 6時) (
レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 私はー、クラシカロイドではモーツァルト、血界戦線ではレオナルド、ですかね。更新長びいてすみませんm(_ _)m なるべく早くできるように頑張ります！ (2018年2月11日 6時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - えっと……聞かれてないけど……一応…私の推しキャラはクラシカロイドではショパンさんが大好きで、血界戦線では堕落王フェムト様が大好きです♪( ´▽｀) (死ぬ程どうでもいい)← 小夜さんは、どのキャラがお好きなんですか(・・?) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - すっごく面白いです〜〜((((；ﾟДﾟ))))))) しかも私の大好きな血界戦線とクラシカロイドって……ありがとうございます*\(^o^)/*(*^_^*) 更新頑張ってください 応援してます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜 | 作成日時：2017年8月27日 0時
