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そこからは、スピード勝負だった。
６人一斉電話が出来る用のスピーカーを耳に付け、街のあちこちに走った。
ビルの屋上に居る和柚によって、東西南北のどこへ走るかが伝えられる。和柚の手には、パソコンとクッキー。クッキーは、集中が途切れないようにする薬の様なものなんだとか……。
私たちは、和柚を信じて走り回る。信じるといっても、人間がいないから自由には走れるのだが、効率よく走るためだ。
「……っ、海夜！」
「A……」
もう海夜はいつもの雰囲気に戻っている。
色っぽい、ゾクッとくるようなオーラ。どこからこんなものが出ているのかが気になる。さっきまでは、カッコよかったのだがな……まぁ、今でも好きだ。
私は、東に向かっている途中で海夜と会った。
和柚はこんなヘマしないはずだ。２人で同じところに行くはずがない。
Aは、確認を取った。
「和柚？どうした？」
「べっつにー。野生の勘で、中心部は危険って言ってるから２人にしたの」
実にノンキな声である。クッキーをかじる音さえも聞こえる始末。
Aはため息をつき、そのまま中心部へと向かった。
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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unlucky - はじめまして、かな？(←パクリ)めっちゃアバウトなルール説明にくすっときました(笑)更新がんばってください＞＜ (2012年6月19日 17時) (
レス) id: abf5b92f0b (このIDを非表示/違反報告)
コノハ(プロフ) - 初めまして！？ｗ頑張りますー。コメThank You！ (2012年6月10日 21時) (レス) id: 3befcbfa4f (このIDを非表示/違反報告)
ライア - はじめまして、かな？続き気になる・・・。頑張ってください。 (2012年6月9日 18時) (レス) id: dd906249eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハ | 作成日時：2012年5月22日 21時
