24 ドラマ ページ24
mg「俺がどんなに会いたかったか分からないだろ……」
そう呟いて、後ろを向くどころかこちらに向かってくるミンギュオッパ………
「オッパ？？」
キョトンとミンギュを見上げるA
Aの甘い香りいっぱいの部屋で本人がすぐそこにいる…
ヤバい……我慢できないかも………
もう少しでAに届く……………その時、
jh「何してるの……？」
mg「っ？！ジョンハニヒョン！？！」
ドアにもたれ不機嫌そうなジョンハンが声をかける
jh「ミンギュ、ご飯届いたから手伝って」
「Aは着替えたらおいでね」
そう言ってミンギュの耳を引っ張ってリビングへ連行する
いたっ！痛いよジョンハニヒョン！！
ミンギュの情けない声が遠ざかる
「？？？なんだったの？」
普段からメンバーとの距離が近いせいか自分の身に何が起ころうとしていたか、全く気づいていないA
jh「ミンギュ、お前何しようとしてた？」
mg「別に………」
じっとミンギュを見つめるジョンハン
mg「………だぁー！！ごめんなさい！ちょっと魔が差したというか……」
「だって！Aの匂いがする部屋で本人が無防備に可愛く笑って目の前にいるんだよ？そんなのヒョンだって我慢できないでしょ？！」
jh「………お前しばらくAと2人きりになるの禁止」
なんでぇーーーー！！ㅠㅠ
ミンギュが情けなく項垂れる
いいからこれ持って行って、と届いたサムギョプサルを渡す
肩を落としリビングへ向かうミンギュ
(大事に大事に守ってきたんだ、そう簡単に誰かに取られてたまるか)
13人全員が、大なり小なりあるAへの独占欲、自分のそれは誰よりも強く異常だと思う時がある。
最近はメンバーとAのスキンシップですら見ると悶々としてしまうことがある。
確かに、自分もミンギュの立場だったら我慢出来てなかったかも……
そんなことを考えながらその場からしばらく動けなかった
「オッパ？どうしたの？ぼーっとして」
後ろから聞きたくて仕方なかった愛しい声に思わず抱きしめそうになる手をグッと握り
jh「何でもないよ^^みんな待ってるよ、行こう」
慌てていつもの笑顔でAと一緒にリビングに向かった
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作者名：ハニ | 作成日時：2022年8月21日 16時
