…BL！？ ページ4
大家さんに挨拶して、部屋で荷物の整理をして、ご飯食って風呂入って…昨日はそれだけでも忙しかった。
今日、AM7:00
まぶたが今にも閉じそうだ。眠たい。
しっかり寝れたはずなんだけどな。
兄、智人は自称・5時起きのくせに眠たくなさそうだ。
後から聞いたところ、俺の部屋に積まれていた段ボールを片付けてくれていたそうだ。感謝。
ちなみに俺は6時50分に智人に叩き起こされました。
＊
朝ご飯を食って、一応学校に行く用意をしてから伊東さんの部屋へ。
インターホンを押し、
「伊東さーんおはようございます」
と呼びかける…が。出てこない。
ドアの前に立ち尽くし30秒経過。
まだかなぁ……
1分経過。
「っおはよ！待たせてごめん」
寝癖だらけの髪を手ぐしで直しながら伊東さんが飛び出してきた。
「おはようございます！一応準備はしてきました」
「夜更かしでもして寝坊したとかだったりします？」
「A君！ごめんなさい！
そして智人君、正解。なんで分かったの？」
どうやら伊東さん、寝坊したらしい。大丈夫かな…
「まっまあそれは置いといてだね。準備は出来てるなら高校行こう！」
＊
高校までの道中、
「そういえば2人ともまだ高校のこと全く知らないでしょ？」
俺らの前を歩く伊東さんが振り返って口を開く。
「そっすね。ここから近いってことくらいしか」と智人。
「ちょっとぐらい情報があった方が安心できます」と俺の主張。
引越し先の高校を調べる時間さえもなかった程、忙しかったのだ。
「んーじゃあ少し情報あげるよ！…そこは男子校で人数が少ない！」
「えぇ…情報少なすぎません？」
「あっ見えてきた！…あとは自分の目で確かめてね！」
何やら顔がにやけて興奮気味の伊東さんの指差す方向へ歩いていき、立派な校門の前に到着する。
「君らが今日から通うのはここの高校だよ」
「…えっ？」
「は？」
「「BL…！？」」
ラッキーアイテム
ハンガーラック
ラッキー顔文字
(♪( ´▽｀)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小木@三色団子派 - この話面白いですね！俺もラッププロジェクトのやつ大っっ好き何です！俺の推しは、空却です！ナゴヤは全員好きっ。 (2020年10月6日 5時) (
レス) id: 2cf25ba2b0 (このIDを非表示/違反報告)
Ysn - 蒼斗さん» 読ませていただきました！続き楽しみに待ってますね！ (2019年9月25日 1時) (レス) id: 425b77ee4c (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗 - Ysnさん» はい。 オリジナル作品の題名は、触手の牢屋と言います。 (2019年9月23日 8時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
Ysn - 蒼斗さん» ありがたいです！是非教えてもらえるとありがたいです！ (2019年9月23日 8時) (レス) id: 425b77ee4c (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗 - Ysnさん» はい! 作者さんのペースで大丈夫です。 私もオリジナル作品を書いているので良かったら題名の方を教えますか？ 突然、すみません... (2019年9月22日 19時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ysn | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2018年8月16日 12時
