19.北斗said ページ20
俺は昼間からずっと屋上で車椅子に乗って空を眺めていた。
そんな事をしてるうちにもう夜だ。今日は星が綺麗だ。
あっ北斗七星。
俺はもっと近くでみたくて…。
歩けもしないのに車椅子から降りて地に這いつくばるような姿勢で近くに言った。
そう…あと一歩踏み出せば落ちてしまうような所まで…。
今日一日ずっと考えたんだ。
もうこんな辛いの耐えられない。
耐えられないなら死ぬしかないんだ。
もう十分だ。俺はよく生かされた。
そう思ってたんだ。
よし…。そろそろ行こう。北斗七星の元へ。そしたら楽になれる。
行こう。と塀に手をかけたとき。
ジ『北斗…。こんなとこで何してるの?風邪引いちゃうよ?』
そういいながら俺に近寄ってきたのはジェシーだった。
そのままジェシーは着ていたコートを俺の肩にかけ後ろから抱きしめて言った。
ジ『死にたいくらい辛くなっちゃった?』
なんでわかったの?ジェシー…。
とっても優しい声でこうジェシーは続けた。
ジ『ねぇ北斗…。死ぬって事は楽になるかもしれない。けどね、楽になるためには大きな代償を払わなきゃいけない。それは残された人にとって最も苦しい代償。なんだかわかる?』
俺は答えられなかった。
『それはね、もう俺らは北斗に会いたくても会えないって事。北斗は空からみてられるかもしれないけど残された俺らはもう二度と北斗に会えない。俺はそんなの絶対嫌だ。』
俺はジェシーに言った。
『毎日当たり前の事が自分で出来なくて点滴は辛くて吐き気だって止まらない…。みんなにこんなに迷惑かけてまで生きていたくない。辛いのはいやだ。こんな生活はもういやだ。それなら一層の事ジェシーが俺を殺してくれ…。』
そう言い終わった時ちょうど慎太郎、大我、樹、こーちが屋上にやってきた。
四人はじっと俺をみてた。
☆☆☆☆☆
入らないので次いきます!
ハンパなトコですんません。
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King &PrinceLove - 更新待ってます! (2020年2月21日 3時) (レス) id: d2f9beff32 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - 続きが楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))更新頑張ってください!!待ってます。 (2014年8月5日 18時) (レス) id: a3ef76ed4e (このIDを非表示/違反報告)
彩香 - だれもおまえのそんざいをのぞんでいない。 (2014年5月19日 0時) (レス) id: 60a4f3bf67 (このIDを非表示/違反報告)
彩香 - お願いです。しーんーでっ♪ (2014年5月19日 0時) (レス) id: 60a4f3bf67 (このIDを非表示/違反報告)
伊野裕(プロフ) - 更新してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2013年10月31日 11時) (レス) id: 4f26f05a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほくとんぬ | 作成日時:2013年7月21日 23時