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せんせい ページ13
北人side
翌朝、骨髄検査の準備をしようと朝ごはんが食べ終わった頃に、
Aちゃんの部屋に向かった
『Aちゃん、入るよ？』
A「北人先生？…どうしたの？」
『今日の検査の準備しに来たの』
A「骨髄検査ってさ、ここに注射するんでしょ？」
『知ってたんだ』
A)「慎先生が教えてくれた。痛いんだよって」
『Aちゃん痛いの嫌いでしょ？』
A「うん、すっごい嫌い」
『どうするつもり？』
A「どうもこうもない…逃げたら先生達怒るから」
『よく分かってんじゃん』
A「ねぇ、北人先生？検査の間、私の手握っててほしい……」
『いいよ、ずっとそばにいてあげる。』
A「やった…ありがとう。」
『じゃあ、Aちゃん、点滴替えるよ、腕出して？』
Aちゃんは渋々腕を出した。
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作者名：れいな＆紡． | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mayasayash1/
作成日時：2020年6月9日 16時
