今日:113 hit、昨日:83 hit、合計:744,696 hit
小｜中｜大
46 ページ46
、
『これ、私が先帰ってたらどうなってたの』
ソファに座らせて水を渡すと
ごくごくと喉を鳴らして一気飲みする彼。
「何回も電話したんだけど…」
そう言われてスマホを確認すると
丁度、森本くんを介抱していた時間だった。
『ごめん、森本くんが寝ちゃってさ
家まで送ってた』
私がサラッとそう言うと、
彼は怪訝な顔をする。
「家まで？一人で送ってたの？」
『え、うん。ジェシーくんも仕事中だったし
置いておくわけにもいかないでしょ』
「そうだけど。俺呼んでくれればよかったのに」
『酔っ払いが酔っ払いの介抱できないでしょ』
松村くんは酔っ払うとめんどくさくなるタイプなんだろうか。
もういっぱい水を入れるためにグラスに手を伸ばすと
彼の手が伸びてきてそれを阻止される。
「事情がどうであれ
男の家までいくの、心配なんだよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3087人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2021年5月29日 23時
