入学式·諸伏side ページ9
零と一緒のクラスで、とても嬉しかった。俺は零と一緒に教室へ向かい、席に座った。
前にはこれから仲良くさせてもらうだろう子がいた。まずは自己紹介からかな。
そう思って俺には前の子に話しかけた。
『え?あ、私は一ノ瀬A。よろしくね。諸伏君。』
そう言ってAちゃんはにこりと笑う。可愛い笑顔だな。
何だか急に顔が熱くなってきた気がする。取り敢えず零に話題を振る。
Aちゃんが零と話し始めたと確認したら、俺は後ろを向いた。
「(今、俺の顔は赤いんだろうな···。今、顔を見られたら、からかわれるな。)」
『よろしく。···降谷君、綺麗な髪と目の色だね。』
Aちゃんが零の髪や目の色が好きだと言っている。
「!!······ありがとう」
「よかったな!零!」
もしかしたら、零もAちゃんのことが好きなのか?
····俺の事も、褒めてくれないのかな、なんて。
····Aちゃんの事、振り向かせたいな。
そう思っていると、「陣平君」とAちゃんが名前を呼ぶ声が聞こえた。
俺も名前で呼んでほしいな。俺はAに
「俺も名前で呼んで!」
と頼んだ。今、俺はAを振り向かせるという決心をした。
1249人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミニトマト - ちゃんと休んでくださいねくだ✌️ (2022年6月27日 16時) (レス) @page28 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いつか戻って来てくれるのを楽しみにしながらいつまでも待ってます😊 (2022年6月26日 21時) (レス) @page28 id: dc93d9a8ea (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 『「萩原さん、大きくなったら結婚しようね」って主人公ちゃんに言っても小さくなっただけだし萩原さんと同い年だよ?』って突っ込みたいです(笑)😆これからも楽しみにしてます😊 (2022年6月11日 1時) (レス) @page27 id: dc93d9a8ea (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫(プロフ) - ちょこれいと。さん» 凄く読みやすいです!私の意見を聞いて下さりありがとうございます✨ (2022年5月25日 15時) (レス) id: c0525acea7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれいと。 - チェシャ猫さん» いつもありがとうございます!改善していこうと思います!読みやすくなることを祈っていてください!! (2022年5月25日 6時) (レス) id: 0778896131 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ