保健室 1 (ページ7)

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ryosuke side

今日は学校を休んでお昼少し前にマンションを出る。
駅まで歩いて電車に乗り都内のスタジオへ向かう。

バレるとはね…。
1年の時からモデルやっているのバレなかったのに
まさか来て2日の人にバレるとは…。

スタジオへ入り撮影をこなしていく。
撮影が終わると担当者に声をかけられた。

8月1日にある香港でのファッションショーに出演して欲しいと言われた。
学校休みだから出演依頼を受けることにした。
そして次の撮影日を言われてスマホのスケジュールに入れた。

帰宅をしてリビングで寛いでいたが窓を閉めようと思い
ソファーから起き上がり窓を閉めようとするとマンションのエントランスに向かって歩いているAが目に入った。

思わず目で追った。
そして少しして電気が着いたのは向かい側の1つ上の階の角部屋。

そして少し開いているカーテンの隙間からAが少しだけ見えた。

Aの部屋ってあそこなんだ。そう思いながら窓を閉めてまたソファーで寛いだ。

翌日、窓から外を見るとエントランスから出て行くAが見えた。
スクバを持って部屋の鍵を閉めてエレベーターに乗りAの所まで走る。

「おはよう！」

『おはよう。一緒に登校しようと思ってる？』

「思ってる。」

『いろいろまずくない？周りの目とか…。』

「そっか…。」

『そうだよ。』

「じゃあ、Aお先にどうぞ」
と言って立ち止まると…。

『………。やっぱり一緒に行こう。』

「うん。」

『雑誌の撮影どうだった？』

「普通。夏休み中に海外のイベント出ることになった。」

『そうなの？凄いね！おめでとう』

「ありがとう。」

学校に着き昇降口で別れた。