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数日後いきなりはっしーが学校を休んだ。
気になる。なんで休みなんだろう…。
気になる…。
そう思いながら廊下を歩いていると
グッド タイミング！！前から渡辺くんが歩いてくる。
「A先生！」
『渡辺くん！グッドタイミングだね！！』
「え？なにが？」
『はっしーなんで休みか知ってる？』
「はっしーのこと気になるの？」
『いつも見る人見かけないと心配になるでしょ？
それと同じ原理だよ。』
「ふぅーん。はっしー風邪だって。行ってあげれば？って言っても俺たち誰も家知らないから。お役にはたてないけど。言い忘れてたけどはっしーって一人暮らしらしいよ｡」
そう言って渡辺くんは通りすぎて行った。
仕事帰りにスーパーへよりゼリーやご飯の材料を買い一度家に帰って一人暮らしの部屋に無さそうなものを持ってはっしーの部屋へ向かった。
部屋の前でふと気が付く。
先生がここまでしていいのか…？
でも心配。バレなければいいか！！！
そう思いインターホンを押した。
少しして少しだけ玄関のドアが開いた。
「A！？！？」
ビックリした表情のはっしー。
『渡辺くんから風邪ひいたって聞いて…。あと独り暮らしだって…。』
「アイツ余計なことを…。」
『ご飯どうしてるかな？と思って…。もし良かったら作らせて…？？』
「どうぞ」
そう言ってはっしーは招き入れてくれた。
キレイに片付いた玄関。あまり生活感のないリビング。
そしてキッチン。
『熱高いの…？』
そう聞きながらキッチンカウンターに買ってきたものを置く。
「ちょっとね。以下にも夏風邪って感じ」
『買ってきたけれど冷えピタ貼る？』
袋から出してはっしーに見せた。
「貼って。」
『じゃあ、少ししゃがんで。』
私は箱を開けて袋から出しフィルムを剥がして良亮のおでこに貼った。
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作者名：197651549 | 作成日時：2017年9月23日 1時
