保健室 1 (ページ14)

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校庭に生徒が集まり始めているがなんかめんどくさくて保健室から見ていることにした。

はっしーは最後の種目までここにいるつもりらしい。

最後の種目の2種目前に色別リレーの集合の放送がかかった。

はっしーと一緒に外へ出る。そして最後の種目の色別リレーを目立たないところからこっそりと見る。
そして体育祭は終わった｡

救急箱を保健室に片付けようとして持ち上げた時
後ろから来た人に救急箱を１つ持たれた。

「一人で二つ運ぶのは大変じゃないですか？」
手伝ってくれたのは河合先生。

『ありがとうございます。』

「A先生、橋本と仲良しですよね」

『まぁそうですね…。』

「橋本ってA先生の前でどうですか？」

『どうって普通ですよ！話したりお菓子食べたり…。』

「僕とは話してくれないんですよ！クールっていうか…」

『そうなんですか？』

「頭はそれなりにいいのに…。」

『まぁ保健教諭って心のケアも仕事ですから』

あっという間に保健室に着いた。

「A先生はもう片付けは平気なので家に帰ってしっかり休んでください。橋本と走って疲れていると思うので。
ではお疲れ様でした。」

そう言って河合先生は校庭へ戻っていった。

救急箱を片付けているとはっしーが来た。

「疲れた。A､何時に帰るの？｣
と言いながら椅子に座った。

『もう帰るよ！着替えるから覗かないでね！！』
そう言ってロッカーから着替えを出して机に突っ伏しているはっしーに言った。

「はーい」

着替えをベットに置いてカーテンを閉めて着替えた。

このあと二人で帰宅した。