ホグワーツ特急で寝過ごしただけなのに。

21話 ページ23

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……気まずい。


とても気まずい…



風「おい」

『は、はい』

風「あっちで聞き込みしてこい、俺はこっちへ行く」

『わかりました。』







店の人「あら、そこの女の子」

『はい、どうしましたか？』

店の人「早く帰ったほうがいいわよ、このごろ奇妙な事が起きるから…」


もしかして…鬼が関係してるかも…

『どんなことですか？』


店の人「近頃貴方みたいな年頃の子が夜に行方不明になってるの…」


『そうなんですね、ありがとうございます。』

店の人「気をつけなさいね。」

『はい。』


あっさり情報が入った…ラッキーだ…


報告して来よう。




ガサッ…



ガサガサ…





…ん？



鬼「美味そうな嬢ちゃんだなぁ…」


お に だ



『残念、私は多分美味しくないっっ！』←



…こんな事言ってる場合じゃない。

『水の呼吸 弐ノ型 水車』

鬼「へっ！こんなのどうってことねぇな！さっさと喰われろよ！」


『嫌に決まってるわ！』

『ディフィンド』


ザクッ

鬼「は？」

今のうちに…！

『水の呼吸 壱ノ型 水面斬り』


首…じゃなくて腕が切れた…

鬼「お前…」

鬼の爪が私のお腹を裂こうとした…


裂こうと「した」のだった。

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