死んだら刀剣乱舞と鬼滅の刃の世界に転生したのだが！？！？！？

23話 ページ32

「主、起きて。主」



『んうっ………おはよう清光』




「うん、おはよう主」



目を開けると視界全体に清光の顔が写る




清光は私の頭を撫でる




その心地よさにさらに眠りに誘われていく




『…………』



「あぁ、ごめん眠くなっちゃったね。起きようか」



そういって体を起こす清光。それをボケ〜っと見ていた私はやばいことに気付く



『待って清光！！めちゃくちゃ胸元はだけてるよ！？！？早く直して！！』



思わず手で顔を覆う



「はーい」



そしてごそごそと布が擦れる音が聞こえる



「もういいよ」



その声にゆっくりと顔から手を離す





『いやぁびっくりした………』



「俺がこんな姿見せるの主だけだから」




『そっか……そっか……！』



その言葉が何故か少しだけ嬉しかった


「ほら、行こう。主」



私に手を伸ばす清光


私はその手を掴んだ


『じゃあ、行こうか』




そして起き上がって広間へ向かった



『おはよう。みんな』




「主。相変わらず加州と仲がいいんじゃのう」




『そう？』



「ま、俺は特別だからね」



手を離して私を後ろから抱き締める清光



「カッカッカ！仲がいいのう！！」



近くにいた山伏が笑う




私にはよくわからなかった



そして、朝食をとり、私と清光はお館様の屋敷に向かったのだった

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