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side...Alan
担当の看護師さんが来て事情を話すと
一瞬表情が曇ったのを見逃さなかった
一緒に病院内を探すのを手伝ってもらっても中々見つからない
亜「どこいっちゃったんだろ、、」
看「、、白濱さん、
私伊藤さんの希望を打ち砕くような事を言ってしまったかもしれません」
亜「え?」
看「伊藤さんの右手、神経が傷付いていて現時点では動かす事が困難なんです。それで、、かなりリハビリが必要で」
亜「でも、リハビリすれば治るんですよね?」
看「時間はかなり掛かるって言ってしまって、、」
亜「治るんだから大丈夫です。」
心当たりのある場所は行き尽くして、
残るはここしか無かった。
屋上へ続く階段の前に来ると
車椅子がポツンと寂しそうにそこにあった
看「屋上、、」
亜「俺だけで行ってきてもいいですか?」
看「、、分かりました。でもまだ無理だけはさせないようにお願いします」
深く頭を下げ、その場から離れて行くのを確認して
一段一段踏みしめるように階段を上がった
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nohana(プロフ) - 七海さん» お返事遅くなりすみません。現在、更新するので精一杯ですので、落ち着きましたらご指摘頂いた箇所を直していきたいと思いますm(__)mありがとうございます。 (2020年6月24日 18時) (レス) id: b87174ea37 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 108.のここの部分 看護師さんが内戦を繋いでくれている間も これ正しくは内線ではないでしょうか (2020年6月14日 23時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nohana | 作成日時:2019年6月13日 14時