ボーダーライン 2

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side...Alan






目の前の彼女の顔は最高に難しい顔をしていて




また彼女しか分からない何かを思い出して不安になってるのかと心配になる






亜「無理して言わなくていいけど、人に話したら楽になる事もあるよ」









『、、、く、、よかっ、、です』






亜「え？！ごめん、聞こえなかった、、」





突如話し始めた言葉が聞き取れなかった事に
罪悪感でいっぱいになり、ゆっくりとAちゃんの顔を覗き込んだ








『、すごく、、かっこよかったです』







さっきの難しい顔とは一転して、今度は耳まで真っ赤にしていて







亜「、、ちょっと、それは反則だわ」







『努力が詰まってるって、本当に思いま、、？！！』









亜「ご褒美もらうね」









もう我慢したくなくて、



とゆうより



我慢出来なくて、








Aちゃんを力強く抱き締める








『あ、、あの、、』









亜「あー、落ち着くー」








『落ち着いてないで、離してください』







亜「ご褒美ちょうだいって言ったもん」









『、、ワックスあげようと思ってました』








亜「は！？」






『ヘアセット講座してほしいって言ってたので、ワックスを、、』







嫉妬しただけの言葉を覚えてくれてたのかと思うと嬉しすぎて、緩む口元









亜「、、、へへ、、」






『なんで笑うんですか』








亜「じゃあ、次のご褒美はヘアセット講座で」







『わかりました。分かったので、離してください』






亜「あと5分」



『無理です』



亜「じゃあー2分！」



『無理です』



亜「もぉ、じゃあ1分！はい！決まり！いーち、にー、さーーーーん」




『、、、笑』







残りの57秒





Aちゃんの体温や匂いをしっかり堪能した








本人には変態ですねって言われたけど、







今の俺は





充電完了。





そんな感じ。





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