ボーダーライン

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side...Hayato







亜嵐くんはモテる。






そりゃあれだけ格好良くてダンスもできて人懐っこければ女の子は寄ってくる。








だけど、初めて会ったその時からAちゃんに対しては冷たくて、毛嫌いしてる様にも見える。




きっと何言ってもどんな状況でも冷静で見透かす様な彼女の事が苦手なんだろうなーって

端から見てて思う。





現に苗字で呼んでるし。








隼「亜嵐くん綺麗に痣消えて良かったっすね！笑」






亜「プロだから当たり前でしょー？」








龍「、、なぁ、女漁りやめとけば？」






亜「俺からじゃないもーん！」







龍「そーゆう問題ちゃうやろ」






メ「龍友、やめとけ」








亜「じゃあ おっ先〜」







ヘアメイクしてもらってる時の険しい顔はどうしたの？ってくらいの笑顔でかわしてスキップしながらロケバスへ向かう









玲「、、隼は何も考えんな。いつも通りでいろよ」





隼「え？あ、うん？」








玲於は何かを見透かしたように肩をポンッと叩いて自分の荷物を纏める









みんながこうやって亜嵐くんの最近の派手さに困ってるのは多少あった。







Aちゃんは正直いってかなり綺麗だし、初めて見たときは亜嵐くんが手を出さないかヒヤヒヤしたけど、それを裏切るようなAちゃんの冷静さに安心したのは確か。








だけど、あそこまで割り切ってる感じにも多少違和感を抱いてるのは俺だけじゃないだろう









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