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30. ページ31

side...Alan







他のメンバーの用意が終わって、みんなはスタジオへ向かった






龍「ほなAちゃん頼むわな。亜嵐くんも待ってんで〜」





俺を安心させるように優しく微笑んでくれた龍友くんに、余計に胸が痛んだ





こうなったのも引き金は俺だったから









亜「強く押さえても大丈夫だから、しっかり消してもらっていい?」









『痛くないようにしっかり消します。任せてください』







亜「、、っ」









真っ直ぐな目で俺を捉える伊藤さんは頼もしくて


今までに見た事ないくらい優しい顔で微笑んでいて、






らしくないのは分かってたけど









頬を伝う一筋の涙が余計に自分を素直にさせる









亜「、、隼にあんな事させて、、伊藤さんの言う通りだよね。みんなの足引っ張って、、最低だわ」









『、、、』








亜「?」









伊藤さんの手が急に止まり、恐る恐る彼女の目を見る








『自分の失敗をすぐに認める事ができる白濱さんはやっぱり素直で素敵な人です』









『小森さんが体を張って気付かせてくれた分、挽回しないとですね』









頬の痛みも、胸の痛みもスーッと消えていく様な、不思議な感覚になって






目の前にいるたった1人の女性にこんなにも心を動かされるなんて初めての事だった









亜「、、俺もAちゃんって呼んでいい?」









見透かされているように感じるあの目








俺を拒絶しているように感じていた目は









自分自身に負い目があって









自分が勝手に彼女の事をそうゆう目で見ていただけだったのかもしれない









今目の前の彼女は







とても温かい目をしている









『もちろんです。』









亜「、、ありがとう」









.

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七海 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 42.のここの部分 マネージャーと電話を切って、スマホの灯りで彼女の表情が薄っすらと見えた これのが抜けてませんか? 正しくはマネージャーとの電話をではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 34.のここの台詞 『仲間に手を挙げるのは良くないですけど、よっぽと勇気が要りますし、それ位相手を思ってないと出来ないですよね これ正しくはよっぽど勇気がではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - あと、メイクするのに白濱さんが痛いと、、』 これのが抜けてませんか? 正しくは口角月少し切れてるので、ではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 29.のここの台詞 『ある程度は薄くなるので、雑誌の撮影は修正を少しかければなんとかなると思います。ロケはさすがに目立つかもしれないですね。口角が少し切れてるで、、、 (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nohana | 作成日時:2019年5月14日 22時

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