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ひとしきり本の内容とか最近読んだ本とか
会話は広がるも、時間もいい頃合いになってくる
本当に、好きな事だと永遠と話せる気がする
それも壮馬さんは聞くのも上手いから話しやすいし
お話も聞いてて面白いから本当に、
ぼそっ
『たのしいなぁ‥』
斉藤「ん?何か言った?コーヒー飲んでて聞こえなかったや」
『あ、!!いやいや、なんも言ってません。すいません‥』
つい、この時間が楽しくて口に出していた
良かったぁ、聞こえてなくて。恥ずかし‥!
焦って残りのオレンジジュースを飲む
「そろそろ出よっか。」の言葉と共に準備し
荷物を整えて席を立つとスッと前に人の影
『そ、、壮馬さん‥?』
斉藤「A、ちょっと待って。」
訳もわからず見上げると真剣な表情の壮馬さん。
じっと口元に視線を感じるのは気のせい?
スッと近づいてくる顔と手についびくっとなり
反射的につい目を閉じてしまう。
少し間が空いて、手が顔に添えられたのに驚いてそろっと目を開ける
ばちっと視線が合ってから視線は下に。
斉藤「ちょっと触るね」
なんて合図に答える隙も余裕もないくらい
真剣な表情と射抜かれるような視線に負け、
体は硬直したみたいに動かない、いや動けない
唇のラインの外をスィーっとなぞる感覚
斉藤「ん、よし。
リップが少しはみ出てたから、」
なんだこれ、ドキドキしすぎて声も出ない。
ぼそっ
斉藤「まぁ、嘘ですけどね。」
とくるりと反転し、ふふふと笑う
背中を向けた彼が向こう側で小さく笑いながら
呟いた言葉にも気づけない。
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のはな - ぷりんさん» めっちゃはやいレスポンスありがとうございますー! いやいや! リクエストしてからまだそんなにたってないですよ!! まってますねー! (2019年7月16日 1時) (レス) id: 30fd3b08d3 (このIDを非表示/違反報告)
そまそまりつりつ(プロフ) - ぷりんさん» www引くって…wこれからもえぐぅのこと応援してるぞ! (2019年7月15日 18時) (レス) id: 1007f168b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - そまそまりつりつさん» そうやで、、(笑)7やで7、どうしようね(笑)もう自分が書いてるのになんか若干引き始めてるわ、、(笑)こちらこそ、1から見守ってくれてて、読んでくれてありがとう‥(感謝〜〜!) (2019年7月15日 18時) (レス) id: 0e0eb306b7 (このIDを非表示/違反報告)
そまそまりつりつ(プロフ) - もう7に行くんだな…早いwいつも面白くて、ドキドキする話読ませてくれてありがとうな! (2019年7月15日 16時) (レス) id: 1007f168b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - Ryoaさん» 初めまして!読んでいただき、ありがとうございます!うれしいです〜!安元さんですね〜!!一緒に料理いいですねぇ‥(妄想膨らむ‥)リクエストありがとうございます、続編で書かせていただこうと思います〜〜! (2019年7月15日 16時) (レス) id: 0e0eb306b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷりん | 作成日時:2019年6月29日 2時