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無事お店もオープンできて、
オーダーで入っている花束やアレンジメントを作っていく。
fleuristeは街の小さなお花屋さん、ってかんじやけど
奥に進むと小さなテーブルとイスが3つ、
カフェスペースがあるんです(知ってる人は少ない)
紅茶やコーヒー、ちょっとした焼き菓子を出してます。ちなみに焼き菓子は店長の手作りです
ひと休みしにくる近所のおばあちゃんや常連さん。
お花に囲まれてお話もできるこの空間、仕事がすき
ひとしきり落ち着いて、ゆったりと作業してた時
チリンチリン
『いらっしゃいませ』
?「すいません、花束をオーダーしてた者ですが」
『承り書お預かりしますね。?様ですね。
出来上がっております。全体的に明るく可愛めにお作りしております。ご確認いただけますか?』
?「うわ〜〜〜〜すごい!!めっちゃ良い!!
ありがとうございますほんと!喜ぶと思います!
ん?この花の名前ってなんでしたっけ??
あかん、ど忘れした!!おれパンジーしか知らんねん!」
『ふふ、これはピンクのチューリップです。
お祝いにお送りする花束と注文いただいたので
春らしく綺麗な柔らかい色味で、
幸福という花言葉もあるのでぴったりかと思って入れました』
?「花言葉も考えてくれたんですか、うわ〜〜
やば、感動したわ‥ほんまにありがとう‥!
奥さんの誕生日に渡すんやけど絶対喜んでくれると思うわ!!」
『そうだったんですね、奥さま、おめでとうございます!喜んでいただけるといいですね〜。』
?「ほんまにありがとう、頼んでよかったわ!
またお願いしにくるわ!」
『またぜひ!お願いします〜〜!』
ふふ。うれしいな。
奥さまに花束渡すって素敵〜〜!
ん?なんか今日の朝もそんな事言ってたような‥
あ、朝のイヤホンの人に聴いてた歌の良さ
勝手に熱弁したんやった‥今になって恥ずかしいなぁ
つぎお会いしたら会釈くらいしよかな。
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作者名:ぷりん | 作成日時:2019年5月30日 3時