25 ページ25
'
(ひー、びっくりした‥!!)
隣の部屋を片していた店員さんの声の焦り様と
声の大きさにびっくりして足が止まる
あ、めっちゃ慌ててはる‥忘れもの?
うーん、と考える前に行動してた
『あっ、あの!よかったらそれわたしがお届けしましょうか?さっきお店を出られた方々のですよね?
今すぐなら走って届けれそうです!
店員さんはお店の事を。
わたしちょうど帰るとこですし届けれたらご連絡するのをお約束します。何かあった時用に一応わたしの名刺お渡ししておきます。』
店員さん「店長‥!どうしましょう‥!」
さとる「うーん、こう考えてるうちにどんどん遠く行っちゃいそうだし、お願いしてもいいかな」
『はい!行ってきます!』
『というわけで、皆さんとはここでお別れですかね。きょうはありがとうございました!
お気をつけて!えっと、またお店で!(笑)』
みんな「気をつけるんだよ〜!」
店員「お任せしてよかったんですかね‥」
さとる「どうして?何が不安?そのままあの子が持って帰っちゃうとか?」
店員「‥‥‥‥」
さとる「一般的には危ないだろうけど、
そんなこと、しないと思うよあの子は。
あの子は今日ずっと周りを見て行動してたし
あのテーブルに運ぶたびそれが垣間見えてたよ
考えるより行動、だね。
あぁいう性格なんじゃないかな」
さとる「しかも何かあれば俺もありさちゃんと繋がってるしどうにでも出来るしね。
名刺置いて行くとか、真面目だ〜〜。ふふ」
さて、お店の続きをしながら
忘れものの紙袋を抱えて
駆けていったかわいい子の連絡を待とうか
.
722人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷりん | 作成日時:2019年5月30日 3時