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デジャブ・・・からの6 ページ6

安室の質問に答えてはいくものの、事情聴取のようだと、何となくそう思った。
1週間くらい前から視線を感じるものの不審者や変な人影を見たこともなく、足音もしないとたったそれだけだと素直に安室に告げた。

「だから気のせいかと思いました。すみません」

目の前に般若がいる。
今までに見たことのないくらいお怒りだ。
その般若様は「少し部屋の中を失礼しますよ」と立ち上がり棚の上やらテレビの下やら漁りだしては《バキ・・バキ》と何かを壊し始め、何処から出したのか手のひらサイズの機械を取り出してコンセントやらを解体し同じく何かを素手で壊していた。
このコンセントのあたりで――もしかして盗聴器?と思ったが、それよりも先ほどから素手で機械を壊している安室が一番怖い。・・・いや般若様だ。

安室が家中を歩き回った結果。
両手では収まり切れないくらいの盗聴器と監視カメラが大量に出てきた。

――ちょっと待て!この家本当に必要なもの以外何もないのにどこから出てきた!?

いろんな意味で驚愕しているAに「こんなことされる覚えは?」と少し落ち着いたのか、先ほどよりマシだがまだお怒り気味の安室さんからの尋問。

「いえ・・・ありません」

――だって仕事と家の往復だぞ?あるわけねぇよ。

「では、ポアロやコンビニを含めお客さんに絡まれたことは?」

「ありません」

――いや・・・ある意味学生に絡まれてます。あっ今関係ないや・・・

「そうですか・・・」

そう言って難しい顔をする安室。少し思案するそぶりを見せたかと思うと「仕方ないですね」と小さくため息をつきAの顔を見る。

「今日からAさんの送迎は僕がしますので、1人での外出は控えてください。あと、インターホンが鳴っても僕以外の人、たとえ宅配便でも警察でも絶対に出ないでください。インターホン鳴らす前に必ずメールか電話をするのでドア越しに僕がいたとしても決して連絡が来るまで扉を開けない事。いいですね?」

何だか急にいろいろと決められた気がする。
別にいいが、安室は仕事が忙しいのではなかったか?
それが顔に出ていたのか、Aが聞く前に「僕の事は大丈夫です。ちょうど昨日で探偵の仕事を終わらせたので」と先に釘を刺されてしまった。

「え〜・・」

「わかりましたね?」

「・・・ハイ」

――なに?この圧力。物凄い怖いんだけど

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9Sに殺されたいロリコン - 主ちゃんって…美少女なんですかね? (2019年9月7日 13時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (2019年6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (2019年6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

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