検索窓
今日:2 hit、昨日:44 hit、合計:853,851 hit

梓の奮闘1 ページ33

以前、安室がAと仲良くしたくてもタイミングが悪く、中々離せないと聞いた梓。
それからと言うもの、何とか安室とAを一緒にできないかと奮闘していた。

ある日。
今日は安室と梓とAの3人シフトだ。
休憩のタイミングは先に1人が休憩に行き、交代で2人が休憩にいくスタイル。
いつもはAが先に休憩をとるが、今回は梓が用があるからと先に休憩に入ることにした。
だが・・・
客が引くことなく、大繁盛。
結果1人ずつ順番に休憩に行くことになり、安室とAを2人にできなかった。

別の日。
瓶の蓋が開かずAがタオルを使ったりゴム手袋をして開けようとしているのを発見した梓は「待ってて!」とすぐ安室を呼ぼうと「安室さん!」と声をかけると「「すみませーん」」と2方向から呼ばれる声。「「はーい」」と返事をして安室と梓がお客様のところへ。
そして梓が安室を連れて帰ってくると、待っている間に瓶を湯煎して何とか蓋を開けたAがいた。

「待っててって言ったのに〜!」

「えー・・・」

また別の日。
高いところにお皿を片付けようとしているA。
明らかに身長が届かないのでキッチンに足をかけて登ろうとしているAに「危ないよ!」と止める。
「大丈夫ですよ」と聞かないAに「大丈夫じゃないですよ」と梓の後ろから安室が登場。
「(やっと安室さんがAさんに話かけれた!)」と思ったのも束の間。
「なぜ僕を頼らないんですか」と説教が始まった。
何故かAが危ないところには必ず現れ説教を始める安室。
分からないでもないが、せっかくのチャンスを本人が棒に振っている気がすると、梓は何とも言い難い気持ちになった。

そしてとうとう――

「なんでいつもいつもいつもタイミングが悪いんですか!!!」

梓がキレた。

「なんでと言われましても・・」

Aが休みの日。梓は安室に対して激怒中。
どうしたらAと安室の中が深まるか、梓はブツブツと考える。
そんな梓に「そんなに悩まなくても、僕は大丈夫ですよ?」と慰めるが「私が良くないんです!」と振り返った梓の目が炎で満ちていた。
「他にもまだまだやれることはあるはずです!」と拳を握り、1人作戦を練っている梓がいた。
その光景をたまたまご飯を食べに来ていた蘭とコナンが見ていた。

「梓姉ちゃんどうしたんだろ?」

「さぁ?」

梓の奮闘は続く――

日常12→←緋色の終わり4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (614 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1515人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

9Sに殺されたいロリコン - 主ちゃんって…美少女なんですかね? (2019年9月7日 13時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (2019年6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (2019年6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。