占いツクール
検索窓
今日:219 hit、昨日:1,067 hit、合計:403,985 hit

デジャブ・・・からの3 ページ3

視線を感じるようになってから1週間。
足音とか不審者とか写真とか何かあれば相談しようと思っていたのだが、1週間たっても何事もないので、本当に気のせいだと思うことにした。
早朝。コンビニの仕事が終わり店を出ると、そこには久しぶりに見るRX-7があった。

「お疲れ様です。Aさん」

運転席から出てきたのは少し疲れた顔をした安室だった。
驚いたAは慌ててスマホを開くと安室から『今日はお迎えに行きますね』とメールが入っていた。
毎日毎日。マメな安室はメールをくれていた。と言っても、内容は『すみません。今日はお迎えに行けそうにありません』とお迎えメールなのだが。
なのでメールボックスは安室の名前でいっぱいだ。
最近コナンと沖矢からどうでもいいメールがちょこちょこと入っているが、安室には負ける。

「なんだかお久しぶりですね。疲れた顔してますね。大丈夫ですか?」

いつもはポーカーフェイスを崩さない安室だが、今日は本当に疲れていたのだろう。
苦笑するだけだった。

「そんなに疲れているのなら、わざわざ迎えになんて来なくていいですよ?」

言い方はきつめだが、これはAなりの気遣いだ。
もっと柔らかく言えたらいいのだが、何と言っていいのかわからない。

「気遣ってくれてありがとうございます。でも、最近はAさんとお話できていませんでしたからね。ポアロでは会えていても最近は一段と忙しかったので」

お客様が増えたことにより、一層安室と会話ができていないのは事実。
だが、疲れているのに安室がわざわざAに会いに来るのは何かあるのかと勘ぐってしまう。
それは安室がバーボンで公安だと知っているからだろう。
Aは安室の言葉に怪訝な顔をしたままだが、安室は

「(ただあなたに会いに来ただけと言っても、信じてくれなさそうだな・・・)」

と怪訝な顔をしたままのAを家まで送る為車を出す。
今日はAは安室と同じくポアロが昼からだ。
コンビニから家まで車で数分だが、その時間だけはAと会話ができる貴重な時間。
この時間が、安室は意外と好きだったりする。
仕事を疎かにするつもりはないが、安室とて人間だ。
少しは休息の時間があってもいいだろうと、Aとのつかの間の時間を過ごす。

デジャブ・・・からの4→←デジャブ・・・からの2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (510 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1797人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん頑張れ!!ワイ応援しとるで!!続き楽しみにしてます!最高の作品ありがとうございます!!楽しみだわぁ…… (5月31日 20時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。