検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:13,685 hit

君の空に素敵な夢を【呪術廻戦】 ページ24

・・・・・・



ミ゙ィーンミ゙ィーンミ゙ィーーーーーン…



夏。


合唱を通り越して雑音でしかない蝉の声。体が溶けて腐りそうな暑さと陽炎に紛れて揺らめく呪い。

夏真っ盛りであるが、この時期は特に呪いの発生率は高く繁忙期にも当たるので被害が最も多い。ので、彼ら"東京都立呪術高等専門学校"の生徒三名が都内のとある山の麓に集まっていた。

「あ゙ぁ〜〜ぢぃ〜〜」

「悟うっさい アンタの所為で無駄に暑く感じるでしょーが」

「二人とも 補助監督を置いてきたんじゃないよね?」

「「……(目逸らし)」」

「オイ(怒)」

先日も補助監督を置いてけぼりにして絞られたばかりなので勘弁してもらいたい…と、考える"夏油 傑(げとう すぐる)"。

「だいたいこんな薄暗ェ山の麓に人なんか来ないっしょ」

「これだから弱い奴らに気を使うのは疲れるんだよ」と、不満を隠さない"五条 悟(ごじょう さとる)"。

「文句は受け付け終了してるんで静かにしてくれる?」

面倒臭そうに反応する" 巌屋敷 史珠(いわやしき しずく)"。

彼らはこの山の麓にある幽霊屋敷の呪霊討伐にやって来たのだ。

物々しい雰囲気に包まれており、夜になれば辺り一体は暗闇へと飲み込まれ街灯などは一切ない。おまけに屋敷近くには墓地もある。

ものの見事に廃屋&墓地のダブルパンチで呪いが発生した。

「よっしゃ さっさと帳降ろしてちゃちゃっと祓っちゃおうぜ!」

「どうせなら競走しようよ 誰が多く祓えるか」
負けたら昼メシ奢り

「任務に競走も何もないだろう(汗)」

と、夏油はそう言いつつも顔は乗り気である。

闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え

帳が降り、人々の目から隠れると、三人は目的達成する為に行動を開始した。



.

君の空に素敵な夢を・夢主設定【呪術廻戦】→←とある少女の呪術奇譚・術式設定2【呪術廻戦】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レキ(プロフ) - 星猫さん» はい!更新頑張ります^^ (2020年6月21日 5時) (レス) id: 8869ffb1dd (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - こちらこそすみません;;頑張って下さいね。 (2020年6月19日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 星猫さん» すみません、合作はやらない事にしているんです。申し訳ありませんm(_ _)m (2020年6月19日 21時) (レス) id: 9a970a49f7 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 私が教えますね。私が更新して、貴方が更新しますよ。よろしいですか? (2020年6月19日 8時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 餅桜さん» コメントありがとうございます!話がこれ以上思いつかなくて短いですが(汗)、ネタが降ってきたらちょいちょい更新していきます! (2020年6月18日 22時) (レス) id: 9ee455f7a3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レキ | 作成日時:2019年10月25日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。