5話 ページ6
「‥‥ない。」
何とか高校に間に合いほっと安心する。しかし入学式には間に合っておらず、先生に事情を聴かれたため先ほどKOZAKA-Cに遭遇してしまったこと。ヒーローに助けてもらったことを離したところ、入学式が始まる前に警報が来ていたらしく、怪我がないことその後無事に来れたことがわかるとおとがめなしということで、クラスを教えてくれた。
入学式に出ることができず、教室の外に掲げられた≪1年C組≫の文字が書かれたクラスプレートを探し、意を決して教室に入るとクラスメイト全員の視線が私に集まる。
一瞬緊張するも、すぐに視線が外れたことに安心して自分の席を探す。黒板に貼りだされていた席順表を確認すると運よく窓際一番後ろの席であった。
苗字の順ではないことに不思議に思っているものの、席に着く。
先生が来るまで時間があるため、スマホを見ようと思いスカートのポケットに手をいれる。
しかし、ポケットに入れていたはずのスマホがない。
カバンに入れたのか?ブレザーの中か?と探すもない。
さっき急いで走った時に落としたのかと思い、探しに立ち上がるも先生が教室に入ってきてしまいそれも叶わず座りなおした。
――数時間後――
入学して初日のため授業もなく午前で帰ることになった。
急いでスマホを探しに行こうと思い荷物をまとめ席を立つと、教室の外から聞き覚えのある声が聞こえてくる。
?1「マッマナ君、ほんとにこのクラスなの?」
?2「先生に聞いたことやしあってるやろ。ってほらおったで」
教室の入り口には男子2人が誰か人を探すように立っていた。
しかしよく見ると今朝見たヒーローに似ている。
その2人は目星の人を見つけたのか教室に入ってきたかと思うと、嫌な予感がする。
私の方に近づいてくるではないか。
?1「あ、ぁあっ、あの!そ、そそそそそのっ‥‥っ」
?2「テツ、そんなんやと相手さん困ってまうって。ごめんなぁ?急にびびらせてしもうて。ちょっとだけ時間もろてもええかな。」
「えっと…ちょっと探し物があって、すぐに行かないといけないんですけど。」
?2「その探し物の件も含めてお話ししたいことあんねん。近くの空き教室に一緒に来てくれへんかな。この通り!!ほらテツも」
?1「お願いします!」
そういうと関西弁を離す男子生徒とどもった男子は両手を合わせてお願いしてきた。
「わ、分かりました…」
お願いに素直に従うことにし、歩き出した2人の後ろをついていくことになった。
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山椒(プロフ) - りんさん» 一気見していただきありがとうございます。usmさんとのがっつりラキスケ、かしこまりました。 (9月10日 10時) (
レス) id: bab0fe96b6 (このIDを非表示/違反報告)
りん - ワクワクしながら一気見させて頂きました。usmとのがっつりラキスケらusmが上手なお話が見たいです… (9月10日 9時) (
レス) @page50 id: 662bc22703 (このIDを非表示/違反報告)
山椒(プロフ) - 名前無しさん» 呼んでいただきありがとうございます。mct-aの中ですとhbcさんが最推しです。あのキュートなフェイスから繰り出される歌声に一瞬で沼に頭まで突っ込みました。 (9月10日 1時) (
レス) id: f5f4bc70ee (このIDを非表示/違反報告)
名前無し - この、作品最高ですね!! 山椒さんは、MCTーAの中で誰が最推しですか。良ければ応えて欲しいです!! (9月9日 20時) (
レス) @page45 id: 3d9b2f4f9b (このIDを非表示/違反報告)
山椒(プロフ) - 星乃 生日さん» ありがとうございます。昨日、作り終わってさぁ作品見直してお直しないかなとみたらデータが全部消えて、魂抜けたようにねました。書き直し前よりも良くなったと言われ大変嬉しいです。ありがとうございます。 (9月9日 19時) (
レス) @page45 id: 40b76ff57a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山椒 | 作成日時:2025年9月5日 1時


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