【njsj】これは誤解なんです！【MCT-A】

23話 ページ30

『大丈夫ですか？』

「は、はい。それで仮説を確定させるための検査ってなんですか?」

『えぇ、佐伯さんの緋八さんの話を聞いての判断のため確定ができないんです。発動条件とかも確認したいですし。突発的なものなのか接触し続けると発動するのか確認したいんです。』

「つ、つまり…？」

『握手やハグなど行って試してみましょう検査です。inm「ちょっ、ちょっと待って！？」なんですか？意外とムッツリ伊波さん』

inm「いやなんなのその2つ名！？…その接触になんで男4人必要なの！？対面でできるじゃん！？」

『え、良いんですか?1人で。』

職員の説明に伊波が慌てて止め、大人数じゃなくても良いじゃないかと文句を垂れる。他3人もそうだそうだと頷く。4人で検査するとか効率が悪いと抗議すると職員はAに一言ちょっと待っててくれと断りを入れ、彼女から少し離れたところに4人を連れ出す。

ーーー−−−−−
sik side
『いいんですか？ほんとに1人で』

hbc「いや逆に、なんで4人でAちゃんを囲んで検査させへんといかんねん。かわいそすぎるわ」

よくいった！マナ君！と、合いの手がわりに言葉を発す。
だってそうじゃない?女の子1人に対して4人の男が…ハグとかするんだよ！？リン.チみたいな奴じゃん！俺耐えられない気がする！

『じゃあ、1人で対応するのでしたらこれだけは守ってくださいね。絶対に、［芦屋さんの身体を全身くまなく触ったとしてもご自身の息子をおったてず、最後までやり切ってください］』

その一言で俺らはビシッと音が鳴った様に止まった。
全身、くまなく、触る?それで、自分の息子を反応させるな?そう言われ、彼女の姿を再度見るも(あっ、これは無理だ)と即座に判断する。
あんな豊かなお胸にキュッとしまったお尻、柔らかそうな太ももを全身くまなく1人で触るとか、俺が俺じゃなくなる気がする。

『だからです。誰かの息子が立ったとしても、他の方にチェンジしてる間に収めてもらえれば良いんです。時間もそこまでかかりませんし』

「いやいやいや！？それでもAちゃんの、かっから、身体に触るとかっ、失礼すぎじゃっ」

『でもこれで確定しとかないと、いつまで経っても彼女を不安にさせてしまいますし。あと、あなた方のルームシェアに引越させるの確定してますし』

「「「「はぁ！？ちょっとまて！？」」」」

『やっべ、内緒だったの忘れてた』

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