社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

☆８６８ ページ18

夏のサングラスは、…… いい。

目線バレへんねん。

だからどこ見てるかわからへんやろ？




♡「 淳太！アイスどれにする？ 」


♡「 うぉーー、プール楽しいっっ！ 」


♡「 あっつー、日本って暑いねー、」



Aが喋ってるあいだ顔じゃなくて

胸見ててもバレへんってすごくない？ ←



あ、いまのはＦカップ。

あ、なんちゅー際どい水着着てるんやろ。

あ、でも顔、ブスやなぁ ……



なんて周りを観察しながら

ミニ扇風機を片手にリクライニングの椅子に座ってる俺。←




神「 あ、起きてるやろ、」


淳「 は？ … なんや神ちゃんか。」


神「 食べる？ポテト、」


ポテトもぐもぐしながら神ちゃんは俺の隣に座った。



淳「 Aは？どこ行ったん、」


神「 濱ちゃんと波のプール行った 」


淳「 ほー、… 楽しんでた？ 」


神「 楽しそうやったで、… ウォータースライダーも滑ったし、」


……… なら良かった。←

そっかそっか。楽しんでますか。


神「 …… あー、でも淳太に謝っとかなあかんなー。」


淳「 なんや。」


神「 いや、わざとじゃないねんで？？ …… 」



どうやらAと２人で浮き輪乗って

ウォータースライダー楽しんできたらしい。

へーーーーーー( ˙-˙ )



淳「 ……… 、どうせAが間違えたんやろ。」


わかってる、けど。なんか面白くない。

でも神ちゃんもAも悪くないから

なにこの怒り、どこにぶつけよ。←




♡「 はー、たのしかった！波に乗れたよ！ 」


濱「 また時間になったら行こうな！ 」


♡「 あ、淳太起きてる！ねえ、後で波のプール行こ！」



こうやって、楽しそうに近寄ってくると

…… なんも言えへん。無理無理、←


悔しいからぐっと首に手を回して

エルボーしてやった。



♡「 え！？淳太！なに！？私なんかしたっけ！？ 」


淳「 うっさい、神ちゃんとウォータースライダー行きやがって 」


♡「 え？！淳太が行ってこい言ったのに！ 」


理不尽だ！ってAが叫んでる所が

面白くて、つい意地悪してしまう。

おー、まだ俺も余裕のない男やな。

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