社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

＊８５２ ページ2

♡「 …… 、して、…… ないけど、」


淳「 いや？ 」



嫌じゃないけど、… 嫌じゃないんだけどさ。

今日のパンツ、可愛くないんだよ。

私、淳太に同じパンツ見せたくないんだよなぁ。

あ。またこれ履いてるって思われたくないよ。



淳「 どうせ、パンツのこと考えてるんやろ。」


♡「 え？！ 」


淳「 別に脱がすからええやん、なぁあかんの？ 」


そう言って、チラって部屋着の隙間から

さりげなく下着チェックしてくる変態淳太。




♡「 …… 、じゃあベッドがいい。」


押し倒されたままだから

そのままぎゅっと首に手を回して抱きついた。


わがままやなぁ、って嬉しそうな声で

ゆっくり私を起こしてくれて

そのまま抱き抱えて寝室に連れてってくれた。



淳「 久々やから、余裕ないかも。」


♡「 …… 、え、… どうすればいいの？ 」


淳「 いつも通りでええけど、……… 」



あんまり優しくできんかもな、って

鼻で笑いながら私の髪を撫でるから

恥ずかしくなって両手で顔を隠した。



淳「 なにしてんの、手ぇ退かして。」


♡「 やだ！恥ずかしぃ！無理！ 」


淳「 はぁ？！ 」



顔は見てないけど、どうせ淳太呆れた顔してるんだろうな。


じゃあ好きにさせてもらうで。知らんぞって声がして

部屋の電気の切れる音がした。

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