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☆29 ページ30

信号が赤になった。



その時、窓ガラスをコンコンと叩かれた。



…… やっぱり、



神「 小瀧さんやろ?Aさん、戻ってきてや。」



望「 …… A、」



♡「 … ごめんなさい、戻れません。」



神「 困るわー、… なぁ、怒らせる前にはよ戻ってきてや? 」



青になった瞬間俺はアクセルを強く踏んで走り出した。



神「 あーあ、怒らせてもうた。あの子ら、」



・・・



望「 A、あの車見えんくなったらここ降りて逃げや。」



♡「 … っ、嫌だ!望は?一緒に居るって言うたやん。」



望「 一緒に居るためには、… まずアイツらから逃げなあかん。」



そう言って、Aの手をギュッと握って


身体ごと運転席の方に引き寄せた。



望「 A、愛してる。せやから、…逃げ切ろうや。」



♡「 … 約束して、絶対迎えに来て。」



望「 当たり前やん、言うたやろ?俺はAのこと守るって。逃げたりなんかせぇへんから。」



車が段々小さくなって、商店街に出た。



望「 A、この人混みに紛れて、逃げて。すぐ迎えくるから。」



♡「 わかった、…… 望、」



望「 好きやで、ずっと。」



そう言って強く抱き締めてキスをした。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望 , 桐山照史   
作品ジャンル:タレント
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作者名:おぽむこ ぽめこ( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年1月20日 21時

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