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信号が赤になった。
その時、窓ガラスをコンコンと叩かれた。
…… やっぱり、
神「 小瀧さんやろ?Aさん、戻ってきてや。」
望「 …… A、」
♡「 … ごめんなさい、戻れません。」
神「 困るわー、… なぁ、怒らせる前にはよ戻ってきてや? 」
青になった瞬間俺はアクセルを強く踏んで走り出した。
神「 あーあ、怒らせてもうた。あの子ら、」
・・・
望「 A、あの車見えんくなったらここ降りて逃げや。」
♡「 … っ、嫌だ!望は?一緒に居るって言うたやん。」
望「 一緒に居るためには、… まずアイツらから逃げなあかん。」
そう言って、Aの手をギュッと握って
身体ごと運転席の方に引き寄せた。
望「 A、愛してる。せやから、…逃げ切ろうや。」
♡「 … 約束して、絶対迎えに来て。」
望「 当たり前やん、言うたやろ?俺はAのこと守るって。逃げたりなんかせぇへんから。」
車が段々小さくなって、商店街に出た。
望「 A、この人混みに紛れて、逃げて。すぐ迎えくるから。」
♡「 わかった、…… 望、」
望「 好きやで、ずっと。」
そう言って強く抱き締めてキスをした。
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作者名:おぽむこ ぽめこ( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年1月20日 21時