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「…じゃあ、行くよ。」

『お願いします!』




あれから3日後、全員に手紙を書いた。

机に置いて、延命に使われていた機械を全部外した。


夜明け前に傑の呪霊にお願いして、高専から見える山の頂上へ連れてきてもらった。




『…傑は本当に優しいね。こんなお願いまで聞いてくれるんだもん。』

「本気でAがそれを望んでるなら断れないよ。」

『ありがとう傑。元気でね。私の亡骸をよろしくね。』




なんて荷の重いお願いだ。

私って最低、と心で呟いた。




ふう、と深呼吸をした。




風を呼んで、地面に手を付いた。




自分の中に残っている全呪力を地面に込めた。




『…よかった、花が咲いた。』




たくさんの花が、私を囲んでくれた。

じゃあね。みんな、バイバイ。





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くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
- とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時

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