・14 ページ15
・
余命の1ヶ月を過ぎた。
2ヶ月目に突入した。
「A。」
『傑!来てくれたんだね。』
ベッドから動けることが少なくなった。
最低限トイレしか行けない。
「悟が任務だからね。様子見てきてって言われて。」
『そっか、ありがとう。』
毎日みんなが顔を出してくれるから寂しく無かった。
みんな、必ず来てくれた。
『今日は朝一番に歌姫先輩と冥さんが来てくれたよ。』
「よかったね。硝子は?」
『夕方に来てくれるって。お土産買ってきてくれるらしい。』
そんな話しかする事がなかった。
『…傑にお願いがある。』
「なんだい?」
傑は優しい。この死を直前にしてる私のお願いを聞いてくれるのはわかっていた。
だからお願いした。
『悟が、もし、次の恋に進めなかったら背中を押してほしい。』
「ふふ、いいよ。」
『あと、私は自分で死に場所を選びたい。協力してくれない?』
傑は困ってたけど、いいよと言ってくれた。
・
109人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時